2013/01/27

東京国立博物館 本館 ('13.01)

東洋館と合わせて書くと、めちゃ長くなりそうだったので、2つに分けました。

本館では常設展のほか、『円空展』もしてましたが、こちらはあまり興味がないので、行きませんでした。

平成館の『王羲之展』は、新発見資料も展示されているとのことで、ちょっと見てみたかったんですが、1500円もしたので止めました。



本館


古いっぽいけど、きれいな建物で、入口や、順路の途中の休憩コーナーとかも装飾がきれいです。



上左は入ったらすぐ正面に見える大きな時計、上右は順路途中の休憩室と、下はその壁のタイルのアップです。

モザイクがきれいで思わずいっぱい撮ってしまいました^^



では、作品へ。本館でも写真が撮れました。



新年ということで、干支の巳にちなんだ特集展示がありました。



渡辺南岳 《十二支図》
江戸時代 (18世紀)

十二支勢ぞろいの掛け軸。きれいで迫力があって、新年に飾るにはいい絵だなと思いました。毎年使えるし。



《蛇型容器》 地中海東部出土 (4~5世紀)

置物かと思ったら、容器。入れ物?! 液体を入れるんだろうけど、絶対お猪口1杯くらいしか入らないでしょ? と思いました。

用途がよく分かりません。

それにしても、デジカメって自動でピント調節してくれるはずなのに、ボケちゃった写真;; わたしって写真下手くそすぎる…。



宗義 《自在置物 蛇》 昭和時代 (20世紀)

「自在」というのは、自在に動く金属工芸品のこと。もともと甲冑などを作っていた職人が、需要が減ったあと作り出したもののようです。

写実的な上に関節などで動くということで、すごい技術だと思います。


蛇もこんなふうに自由に動かせるようです。自分で触って動かしてみたいですね。精巧でリアルです。



ここから、普通の(?)展示品。といっても、豪華です。作品的には普通ではありません。



明珍宗察 《自在置物 龍》 江戸時代 (1713年)

蛇と同じ自在置物。龍なので、リアルとか本物みたいという感想はちょっとずれてますが、そのように感じました。

動かしてみたいです。



《文琳茶入 銘「宇治」》 中国・南宋~元時代 (13世紀)

お仕覆を5つも持ってらっしゃる、とっても上等のお茶入です。美術館に収蔵されている時点で、もう歴史的にも美術的にも上等であることは間違いないですね。

首があって、まん丸のリンゴに似た形のものが「文琳茶入」です。

使いやすそうで、手になじみそうないい形ですね^^



《夜着 紺綸子地鳳凰唐草模様》
江戸時代 (18~19世紀)

着物の形をしてますが、布団そのものです。

夜着といっても、もっと薄いものとかしか見たことなかったんですが、江戸時代後半にもなると、綿いっぱいの、贅沢であったかそうなものも出てきたんですかね。

重そうです。



なんかちょっと偏ってますが、面白かった展示品を載せてみました。

欧米の1日ではとても回れないような美術館ではないんですが、それでも大きいので、二館もうろうろして見回ったら、大分疲れました。

企画展や特別展もその時しか見れない貴重なものですが、常設展もいつもよいものが見れるので、たまには入ってみるのも楽しいです。






ランチを食べた上野公園内のパークサイドカフェで、フレッシュハーブティを飲みました。


ご飯とセットにしたら350円なんですが、とってもおいしくて、しかもお湯のおかわりも自由にできて、ご飯は全体的に(関西人にしたら)高めなんですが、こちらはお得だと思います。

小さい入れ物ははちみつです。

入れると風味が変わって、入れても入れなくてもおいしく飲めます。

普段、あまりハーブティは飲まないんですが、これはおいしいなぁと思いました^^


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