2017/08/30

『1X1=1 (TO BE ONE)』 Wanna One

"에너제틱 (Energetic)"

@CJENMMUSIC Official

8月7日にデビューしたWanna One! I.O.Iが誕生した『プロデュース101』の男性バージョン、『プロデュース101 - シーズン2』から生まれた11人組の男性グループです。韓国国民の投票によって上位11名が選ばれて、1つのグループになりました。

1991年生まれ(ユン・ジソン)から末っ子は2001年生まれ(ライ・グァンリン)まで、年の差10歳。8つの芸能事務所と個人練習生(キム・ジェファン)、個性も来歴も練習期間も様々な魅力たっぷりの11人です。



セクシーサモエド 最終1位 カン・ダニエル



"활활 (Burn It Up)" Show Champion EP.241

@ALL THE K-POP

ダブルタイトル曲と言ってもいいですが、投票によって、"Energetic"の方が活動曲に選ばれました。リアルバラエティでも投票式を取っていて、それはファンとメンバーを繋げるツールに今はなっています。

本人たちはいい加減嫌かもしれませんが^^;

活動期間は2018年12月31日まで、約1年半です。I.O.Iよりも長いです。そして、人気もやはり男性グループの方があるのかもしれません。番組での投票数がすごいことになってましたから。







"Wanna Be (My Baby)"

@CJENMMUSIC Official

グループ名も公募なら、ファンクラブ名「Wannable」というのも公募されて、メンバーたちが選びました。それが歌詞の中に盛り込まれたこの曲は、ファンソングといえますね。振り付けも、『プロデュース101』を見ていたら、「ああ~!」と喜べるものになっていて、見ていて楽しかったです。



今、一番のtanaのお気に入り パク・ウジン 19歳



『プロデュース101』は、数あるデビューサバイバルの中で一番残酷で過酷なものではないかと思っています。1話2時間、その中で自分の魅力をアピールしなくてはいけなくて、したと思った所で、「編集」という過程があって、番組を見た国民=歌やダンスの素養のない素人が、見た目やイメージで選ぶのです。その上、テレビに出ていても身分は「練習生」なので、事務所は芸能人と同じようにはプライバシーを守ってくれません。芸能人すら充分に守られていない韓国ですから、そこら辺での問題が表面化したこともあります。

それでも、少年たちの成長物語と友情、軋轢からの仲直りというような美談に覆われて、上記の残酷さはあまり感じられない仕様になっている番組です。

こんだけ悪口言っといて、それでもWanna Oneが好きで、番組を見てしまうのは、やはり投票が集まる、上位圏の子たちの持つ「魅力」です。好きになってしまう魅力があるんです。

最後の課題は20人で行い、その中から上位11人になるわけですが、20人中、誰がWanna Oneになってもおかしくないと思ったし、最終的に選ばれた11人全員を応援したいと思っています。



ガリバー級末っ子 ライ・グァンリン もうすぐ満16歳



番組が始まる前、デビュー6年目のNu'estが出るということで話題になりました。すでに固定ファンがいるので「ずるい」と言われたけれど、5人中4人が出演して、そのおかげなのかどうなのか、4人共最終20人に残り、ファン・ミニョンがWanna Oneに入りました。デビュー組は他にもいて、11位でHot Shotというグループから出ていたハ・ソンウンが入りました。

デビューがゴールではないと知っている彼らがいるのは、けっこう強いのではないかなと思っています。



最初のtanaのお気に入り オン・ソンウ 23歳



詳しいメンバー紹介や事情は「メンバーを覚えよう」シリーズで書こうかと思っています。Monsta Xのだって書こうと思ってまだかけていないのに…。

まぁ、わたしは楽しいので、それで充分です♪






ちょっとどころじゃない、残念なニュースがあったので、楽しいお気に入りのグループの記事を書いて気を紛らわせようとしましたが、世のインスピさんたちの反応が気になって仕方ない今日という日です。

2017 月刊ユン・ジョンシン8月号 "Home Made"


@월간 윤종신

書きたいことがたまってきていて、さて何からUPしようかと思って、最近忘れがちな月刊ユン・ジョンシンを先に上げてしまいます^^; リリースされた直後ですからね。

何だか幸せな感じのMVで、曲を聞きながら、MVを見ながら、ほっこりしました。家が一番、そんな感じです。

こんな風に、美味しそうな料理が作れたらいいですが、わたしは料理は苦手です。苦手というよりも、意欲が全くもって湧かないジャンルであります。



ハウスミュージックジャンルの曲で、ポスティノさんとのコラボで誕生した歌です。2000年台初期に流行ったそうですが、ジャンルは細分化の傾向があって、よくわかりません。

ジョンシンさんによると、月刊の中でも8月号は実験的な音楽が多いようです。夏が過ぎようとしている時、だけどまだまだ秋は来ない、そんな時期に実験的なことがしたくなるようで、今回もそれを引き継いでいます。(今年は特に)バラードが多い月刊ユン・ジョンシンですが、8月号はそう言えばいつもちょっと風変わりで、面白い、明るい曲調が多いですね。



ユン・ジョンシンさんと言えば、最近"좋니 (Like It)"という曲が大流行で、音楽番組でも1位候補になるほど。1位は全部ワナワンが取ってますけれど。どっちについても書きたいと思っています。




2017/08/22

2017 月刊ユン・ジョンシン7月号 "Welcome Summer"


@월간 윤종신

ウェルカムどころかグッバイしそうな夏ですが…、上げるの忘れていた7月号を今頃、UPです。

夏にぴったり、MVのように海辺でゆっくり自由に遊びながら聞くのにぴったりな曲ですね。

海なんて、何年行ってないでしょう…。子供の頃は、夏休みに田舎に行って、海水浴にも行っていたのに、大人になると、海好きとか、誘われるとか、海外のリゾートとか、そういうのがないと海って行かないものですね。



今年は冷夏だそうで、体感的にも「うだるような暑さ」はなかった気がします。豪雨とか、災害とか、そういうものも少なくなって行くといいですね。






のんびりしてて、分かってなかったんですが、SMエンタとMysticって提携していたんですね。コラボが多いなと思っていたら、そういうことかと、後から納得。どっちも好きな事務所なのに、のんびりしすぎ。どっちも良いように仕事してくれたらいいんですが。特に、アーティストたちが自由に活動できるように。

番組、S.M.Station、MysticのListen等々で、双方のアーティストやアイドルの共演が多数あります。それは知っていたのに。


2017/08/14

SF9 1st Concert in Japan "Fanfare"

"Fanfare (Japanese ver.)"

@SF9

知っている曲は少ない。正直に言えば、メンバーの名前も、未だにこんがらがる。それでも行った理由は、ちょうど、京都に帰省中の時期と重なっていて、ダウォンに会いに行こうと思ったから。それと会場が、Zepp Osaka Baysideという、824日、25日に開催されるASTROの初単独コンサートと同じ場所だったからです。USJより遠いけど、でも電車に乗っていればいいだけなので、行きやすい場所ではあります。

一般でギリで取った、言わば衝動買いに近いのですが、そんな理由でチケット取ったのは初めてです。

Zeppは場所が違っても中身は一緒だから、久しぶりに行って、懐かしいくらいです。テナーとかで昔行ったことがあります。Baysideは新しい方なので、もちろん昔行った場所はNambaです。アジカンもZeppだったかな? あまり覚えてない…。

K-Popのコンサートでいつも行くのは、アリーナとかドーム級のしか行くことがなかったので、Zeppがすごい近く感じて、新鮮な感じでした。ガッセも秋にZeppツアーします。あんな近くでガッセが見られるなら、絶対行きたい、と考えています。



入っていたのは1200人くらいかな? 多分2000人は入るのではないか、と思います。隙間がけっこうあったのですが、それでも会場がZeppというだけで、初単独コンサートとしては、上々ではないでしょうか。

後ろでも、顔がよく見えました。充分、近いです。




下段右から、ダウォン、ロウン、テヤン、チャニ、フィヨン。上段右からインソン、ヨンビン、ジュホ、ジェユンです。合っているはずだ。

メンバー紹介動画 → https://youtu.be/ylhixWXg9Ls




ダウォンが一番好きです!

ギャグ担当を自負する彼ですが、普通にかっこいいと思います。歌えるし、ラップできるし、ダンスがゆるいくらいは大目に見てもいいはず。声もいい♪

(Weekly Idol EP.302) 高音バトル

@ALL THE K-POP

これだけ見ても、彼のバラエティ能力の高さに笑えます。この動画好きで、よく見ています。



それは置いといて、レポもどきの続き。

ダウォンの日本語が上手すぎて、びっくりしました。話もうまいので、ずっと進行をほぼ1人でがんばっていました。あと話していたのは、リーダーのヨンビンとか、ロウンとかかな? 盛り上がってとか、楽しんでとか、お客さんの歓声を引き出す言葉は、ダウォンが一番たくさん言ってくれていたように思います。

通訳は入らず、ほとんど日本語でコメントしていました。覚えてきた内容だとしても、嬉しいことです。

ダウォンが「一緒に歌って」と会場にマイクを向けてくれた歌があったけど、歌えなくてごめんよ。というか、他のペンライトとかプラカード持っている人も歌えている人はいなかったと思います。アルバムは買ったことがなくて、Apple Musicで聞けるものだけ、聞いています^^;



チャニはけっこうクールな子かと思っていたけど、「かわいい末っ子です」って、自己紹介の時に自分で言っていました。メンバーもみんな「僕たちのかわいい末っ子」みたいなニュアンスの言葉が多くて、すごくかわいがられている感じです^^

ジュホのテンションが、思っていた以上に高かった。かわいいって言われるのが好きなのかな? ピースサインとか、隣の子へのアピールとか、いろいろしていました。低い声とのギャップがありますね。

ダンス担当のテヤンですが、ボーカルやシャウトも上手です。初コンサートで張り切っていたせいか、最後、声が枯れてしまっていました。スケジュール、詰まっているだろうから、喉を痛めていないといいです。



"Easy Love (Japanese ver.)"

@SF9

タイトル曲くらいしかわからないけど、いい感じです。でもやっぱり一番好きな曲は一番上に貼り付けた"Fanfare"です。



コンサートはいつでも楽しいです! いつも、わたしが一番はしゃいでいる気がします。今回はノリノリすぎて、隣の人に笑われていた気がします。でもまぁよいです。わたしは楽しかったので!

KCONでもやっていた、ダンスメドレーを今回もしていました。K-Popファンなら誰でも知っているような曲なので、これも盛り上がりますね。

最初と中間のメントで「スペシャルステージ」と言っていたのは、ソロやユニットステージのことでした。「見てのお楽しみ」と少し焦らされましたが、とっても満足です。

ロウンとジェユン、GReeeeNのキセキ。皆さんと出会えたのは奇跡のよう。

インソンのソロ。平井堅の瞳を閉じて。メインボーカルの威厳。

チャニとテヤンによるダンスステージ。振り付けも自分たちでしたものなら、より嬉しいし、意味があると思います。音楽もかっこよかったし、ダンスも魅了されました。

ダウォン、ジュホ、ヨンビン、フィヨンによる、嵐のLove So Sweet。すごくかわいい。かわいいイメージがないメンバーばっかりなのに。だから、敢えてかな。

その次、全員でオースティン・マホーンの"Dirty Work"。どんだけ、ブルゾン好きなの? 最初は、何の曲か分からなかったけど、良い曲だと思ったし、わかったらわかったで面白かったです。

わたしでも知っている、有名なちょっと前のJ-Popでありがとう。最新のヒット曲は分からないので。



"Together"

@Young*Rowoon 열한걸음

ほとんど知らない歌だったので、動画見ても、はっきりと思い出せないですが、「一緒に」と言ってくれたのは、多分これ。タイトルも"Together"だし。リーダーに髭がついているのは謎。

コンサートのタイトルがFanfareなので、Fanfareは日本語バージョンと韓国語バージョン、どちらも歌いました。日本語が本編最後。韓国語がアンコール最後。「ホントに最後」ってロウンが悲しそうに言ったし、「最後まで盛り上がって」ダウォンが言ったので、ちゃんと最後までノリノリで遊びました!



びっくりしたのは、アンコールが起こらない!? ことです。

だいたいいつも、自然発生的にアンコールって起こるのですが、小さい会場で少ないお客さんで、その上、初の単独コンサートですから、コンサートというものに慣れているお客さんが少なかったのかもしれません。

わたしが手を叩いて先導するなんて、初めてのことでした。

名前を呼んだり、アンコールと叫んだりもできればよかったんですが、それはできないんだな…。イエーとかフーとか、意味ないことは叫べるんだけど^^;

でも痛いのを押して、手を叩き続けた意味はあったと思います。みんなも手を叩くくらいして! アンコールあるんだから! もう1回くらいは出てきて欲しいでしょ!



初めてのコンサートというのは、本人たちも緊張して、難しいこともあるだろうけど、お客さんも慣れてないものなのだな、と感じました。約2時間弱。ちょっと短いかな、とも感じましたが、まだ曲もそれほど多くないし、カバーはカバーで良い選曲でした。GOT7Super Juniorの充実感とはまた違うものでしたが、彼らは彼らなりの、今見せられる全部だと感じられたし、充分楽しかったので、まぁよいです♪



セットリスト → http://www.livefans.jp/events/829177 (豊洲PIT)




ASTROも楽しみ。申し訳ないが、そっちの方が重要なのは、致し方ない。でも、ダウォンは好きです。見ているだけで元気をもらえる存在。Super JuniorGOT7も元気をくれる存在ですが、ダウォンはダウォンです。以外と歌声に幅があって、すごいと思います。ラップもできるし、低い声でドスの効いた「ファンファーレ」も歌えるし、普通の歌声はかわいい。でも彼の一番の魅力は、そのエネルギーと醸し出される面白さです。こういう理由で好きになったアイドルは初めてなので、自分でもびっくり。元気が足りていない証拠かな? でもまぁ、どんな理由でも、ダウォンが好きです^^



わたしにとってコンサートは、映画や演劇のようなもので、内容を知らなくても、楽しめるものです。曲を知らないと楽しめないという人もいるでしょうが、わたしには、音に乗ること、大音量で音を体感すること、そして、近くても遠くても、そこで全力でパフォーマンスをしてくれる人たちがいること、それが重要なのです。

故に、コンサートというよりも、ライブという方が好きだし、合っていると思います。

SF9もこれからもっともっと頑張って欲しいです^^

適当な感じで選んで行ったコンサートでしたが、こういうのもいいな、と思いました。楽しかったし、また機会があれば行きたいと思うくらいには好きなグループです♡





レポにもあんまりなってなくて申し訳ないですが、最後まで読んでくださってありがとうございます^^


2017/08/08

『フィンランド・デザイン展』 於:福井市美術館



現在、福井市美術館で開催されている「フィンランド・デザイン展」に友人と行ってきました。思っていたより、楽しく、興味深いものでした。

福岡、愛知、と巡って来て、9月3日まで福井。その後、府中(東京)、宮城と巡回します。

フィンランド独立100年を記念して行われている展覧会ですが、まだたった100年だったのかと、意外な感じでした。歴史は長いのですが、お隣のロシアやスウェーデンに支配されていた時代が長く、独立まで時間がかかってしまったようです。ですが、ロシア革命の少し前、1900年のパリ万博にフィンランド館を出すことが、独立への足がかりのようなものになり、1917年、独立を果たします。

古くからある豊かな自然、北の厳しい冬、夏の白夜など、フィンランド独特の風土があり、そうした風土から生まれた「自然と人間との調和」のあるデザイン、日常で使いやすく、便利で、明るい、長く愛されるデザインが特徴です。




右側のが何だったかな、忘れちゃいましたが、デザイン画のはずです。左はシュガーポットだったと思います。どちらもシンプルなんだけど、かわいくて、面白いです。色もいいですね。



Marimekko

現在でも世界中で愛されている、フィンランド・デザインの発展期としての礎となったデザイナー3人と、フィンランドを代表する企業ブランド(Marimekko 、Artek、iittala)の2章では、多くの作品というか商品というか、が展示されていました。

マリメッコもイッタラも、日本でもお馴染みと言ってもいいくらい、よく見かけますし、持っている人も多いのではないでしょうか。



アルヴァ・アアルト 《41 アームチェア パイミオ》 1931−1932年
© Artek

アルヴァ・アアルトは建築、家具、食器など、多岐にわたる分野でデザインを手がけています。彼が手がけた家具はアルテックが、ガラス等の食器はイッタラが現在も制作しています。

写真の椅子は合板で作られていて、熱を加えて曲げていきます。曲げる所は貼り合わせないことで、曲げやすくしているそうです。間近で見たら、ほんの少し、聞かないと分からないくらいの僅かな隙間が開いていることが確認できます。

行った日にちょうど、学芸員さんによる解説会があり、参加してみました。その中で聞いた話です。

単純と使いやすさってイコールなようでそうではないと思います。板なので、骨が当たったりすると痛いですが、身体に沿うラインで、座り心地は案外悪くはないです。



iittala

イッタラの食器。赤い丸の中に「i」のマークはよく見るもので、以前から欲しいなあと思っていたのですが、今回、物販でいっぱい売っていたので、ついに1つグラスを買いました^^ 画像の中にある青い色のグラス、ではなく、同じ色で横にラインのついたもの。画像の中のもいいなとは思いましたが、この色がなく、青やピンクが好きなので、違う形の同じ色を選びました。使いやすくて、とても気に入っています。

生活の中で、長く愛されるもの、使いやすいもの、それが特徴というものが、使ってみてよくわかりました。



マリメッコやイッタカのデザインにつけられたシリーズの名前は、カタカナのまま、意味のよく分からないものが多いです。

フィンランド語は独特で、日本語に訳しにくいそうです。フィンランド人には、ニュアンスで分かる言葉らしいです。訳がついているものとないものがあって、どうしてかな、と聞いてみたら、そういう理由でした。



photo : tana

会場の最後には、実際に展示されている椅子に座れるコーナーがあります。写真も撮れます。エーロ・アールニオ氏のボールチェア。ものすっごく居心地がいいです。座り心地というか、居心地がいいという方が合っている気がします。遮音効果が70%らしく、本を読んだり、音楽を聞いたり、居眠りしたりするのに、とてもいいと思います。

ヤフーで12万8千円で売ってたww 案外、高くないかも。いやでも、今買える状態ではないので、まだ買いません。まだ。




エーリク・ブルーン 《サイマーワモンアザラシ》

一番気に入ったのは、この作品です。チラシで見てから、ずっと気になっていて、実際に見てさらに、とても気に入りました。自然保護のためのポスターの原画です。毛の一本ずつ丁寧に描かれていて、どこからどう見ても、かわいらしいアザラシです。



礎を築いた人から、完成させた人がいて、さらに発展させていく人がいる。そうやって続いていくのは、独立後100年だけではなく、それ以前から受け継がれていた精神的な基礎、アイデンティティがあってこそだと思います。



オイバ・トイッカ 《バード》 1997年
© Designmuseo

イッタラの吹きガラスのバードシリーズ。チラシで見た時は陶器かと思いましたが、吹きガラスでした。鳥さんの形をした他のものも色々並んでいます。この画像などは単純なようでいて、模様などを均一に出すのは難しいんじゃないかな。こういうのも、欲しくなります。



ハッリ・コスキネン 《ブロックランプ》 1996年

現在も活躍されているデザイナーさんの作品で、これもとても欲しいです。ベッドサイドに置きたいですよね。わたし今、ベッドじゃなくて、蒲団なんですが。読書灯みたいな感じで欲しいな、と思いました。



絵本 『それからどうなるの?』 トーベ・ヤンソン

そしてムーミン。ムーミンをフィンランド・デザインのカテゴリに入れるのは、少し迷ったらしいですが、フィンランドとムーミンは今や切り離すことができない、国民的キャラクターになっているので、出さずにはいられない存在らしいです。フィンランドに行けば、街のいろんなところにあるらしいです。日本で言う、アンパンマンみたいなものでしょうか。

そして、図らずも、ムーミンのTシャツを着て行ったわたし…。図った訳じゃないんですが、ムーミン好きって思われたかも^^; 好きだけども。ポストカードをまたしても大量に買ってしまいましたけれども。



この展覧会を見て、フィンランド・デザインがいかに日本にまで浸透しているかが分かりましたし、世界中で愛される理由がわかりました。そして、フィンランドに行きたくなりました!

気候が厳しい土地なので、カラフルで華やかな色合いのものが多く、長く愛される、使いやすいものを、という基礎があるので、どのような形になっても、どんなものであっても、誰にでもマッチするものなんだと思います。

知っているようで知らなかった世界でした。とても面白かったです。物販が豊富なので、ポストカード、食器、テキスタイルが好きな人は注意してください。そして、ボールチェアには必ず座ってみてください^^



photo : tana

2017/08/04

『技を極める - ヴァン クリーフ&アーペル ハイジュエリーと日本の工芸』 於:京都国立近代美術館

photo : tana



6日までの展覧会、テレビで紹介されていて、是非見たいと思ったので、帰省の日を決めて見てきました。ヴァンクリーフ&アーペル、略してヴァンクリ。世界4大ジュエラーだったかな? その内の1つだそうです。到底縁のない世界ですが、それでも美しいものは見たいものです。

8月の京都は暑いですが、それでも今年は比較的マシな方かもしれません。着方を忘れてしまいそうなので、着物で母(洋服)と一緒にお出かけしてきました^^

うっとりするような、きれいなものばかりで、とっても良い展覧会でした。



インド風ネックレス

重そう。高そう。当たり前のように、プラチナ、ダイヤモンド、エメラルド、と書いてあります。



ハイジュエリーというのは、高い技術で造られた一点もののジュエリーのことで、多くは、というか多分全部オーダーメイドです。

こういうものが欲しいという依頼を受けて、デザイナーがデザインして、それを元に錫で模型を作り、蝋で金型を作り、金銀などで鋳造し、石を選定し、成型し、微調整を繰り返して型に石を嵌めていく、という作業。

錫で模型を作ることは、デザイン画では分からない重量感や立体感を分かりやすくするためのもので、他の工房では省くことも多いそうですが、ヴァンクリでは第一歩の大切な工程として、今でも本物に見えるほど精巧な模型を作るそうです。

工程を映したビデオが、会場の一角で上映されています。それを見たら、いかに細かくて地道な作業かがよく分かります。



ジップネックレス

わたしはジップネックレスが一番気に入りました。欲しい。買えるわけ無いですが。実際にジップは閉まるそうです。普通のファスナーと一緒で根本も別れるそうです。触って確認してみたいんです。



ダンスーズ エスパニョール クリップ

ヴァンクリで人気のバレリーナシリーズの1つ。10点近くが展示されていました。ポーズや形など、同じものは絶対に作らないという信念がヴァンクリにはあるので、どれも1つ1つ違って、そしてどれもがかわいいです。一緒に行った母はイミテーションでいいから欲しいと言っていて、気に入ったようです。



フューシャ クリップ

ヴァンクリの代名詞で特許も取っている「ミステリーセッティング」という方法で作られたクリップ。石を留める爪が見えない方法です。ぴったり隙間なく敷き詰められたような石が、どの角度にしてもきらめいて、とてもきれいです。これも気に入りました。



ヴァンクリは毎年、世界各国で展覧会をするそうですが、今回は日本の京都で、ということで、日本の伝統工芸との比較、コラボをテーマに展示されました。どちらも、すばらしい技術力に裏付けされて制作されてた一点ものの傑作という点では同じですね。



並河靖之 《蝶に花丸唐草文飾壺》 明治時代

有線七宝の分野で、超絶技巧と言えばこの人、というくらい、よく聞く名前です。七宝は好きです。絵のように繊細で、ガラス質だから色褪せない。だけど、この鮮やかさ、華やかさを出すために、一体何回焼いて、何回色を挿して、と考えると途方もない技術力です。



四代長谷川美山 《京都名所図透彫飾壺》 明治-大正時代

超絶技巧の展覧会は最近多いような気がしますが、これは技術力の高さというのもあるけれど、奇跡的な完成品だと思います。透かしが全体に入っていますが、これは一番最初、成型した直後にしかいれることが出来ません。その後、乾かして、素焼きして、絵付けして、焼いて、描いて、焼いて、と何回か焼く工程の中で、よく割れなかったな、という奇跡です。普通のお皿や壺でも、割れることが多い陶芸。計算ではできないのではないかな? できるのなら、それこそ神さまみたいです。



安藤緑山 《柿》 大正-昭和初期

誰がどう見ても、柿。そこら辺においておいたら、間違って食べちゃいそうなくらいの柿です。けれどこれは象牙の彫刻です。牙彫は今は作れないものかな? どれもこれも、本物のようで、象牙という素材が持つ自由さなのか、何なのか。とても不思議です。



十二代西村總左衞門 《孔雀図》 1900-1910年

刺繍絵画の作品。テレビで見た時はこれが展示されていましたが、わたしが行った時には違う孔雀の刺繍作品が展示されていました。でもこれを見てみたかったです。刺繍も気が遠くなりそうな根気がいる技術ですね。今、これほどの大きな作品を作れる人はいるのでしょうか。少なくともわたしが受け継ぐことは無理ですね。



右 - 服部峻昇 《耀貝飾箱》 2016年 / 左 - トンボクリップ

アクリルケースに1つずつ展示されているものもあれば、ヴァンクリだけ、伝統工芸品だけ、こんな風に並んで展示されているのもありました。

飾箱は漆器で、トンボクリップがヴァンクリ。どちらもトンボがモチーフです。漆器のことはわたしはある程度わかりますが、完成させるまでに必要な根気と工程と困難さを理解しているからこそ、単純にすごいなと思います。服部さんのは好みじゃないんですがね^^;



こちらの記事では写真をたくさん見ることができます。

https://www.fashion-press.net/news/28677

こちらの記事では、展示されている様子を見ることが出来ます。

http://www.museum.or.jp/modules/topics/index.php?action=view&id=954



photo : mom & tana

中間で、工房の様子を再現した場所と、壁にジュエリーの拡大写真があって、一緒に写真を撮ることができます。バーチャルで工房の様子を見れたり、パズルがあったりして、休憩しながら、楽しむことが出来るスペースです。



是非行ってみたいと思い、会期終盤で人が多いだろうとは思いましたが、行って良かったです。自分で手に入れることも身につけることもできないけれど、それは絵画でも彫刻でも同じです。1つの芸術として、継承していく技術として、そして単純に美しいものとして、見て楽しめる展覧会でした。

あと、2日! 日本で見れることは当分ないと思うので、是非行ってみてください。ただし、京都はとても暑く、人は多いです。


2017/08/01

"내일, 오늘 (Tomorrow, Today)" JJ Project


@jypentertainment

昨日7月31日にリリースされたJJ Project(=JJP)の5年ぶりのMini Album『Verse 2』のタイトル曲です。

Twitterでも叫びましたが、名曲だと全力で宣伝したいです!

現在はGOT7のメンバーとして活躍するJBとジニョン。彼らが2人で最初にデビューしたのは2012年5月のことです。その後、2014年1月にGOT7として7人組になって再びデビューする訳ですが、2人はもちろんのこと、ガッセの他の5人もJJPのことを大切に思っていたようです。

Vappでもコメント送って、ストリーミングの証拠画像インスタにUPしたり、すごい応援しています。ジャクソンなどは、JJPのことを、GOT7の両親と言っていました。






Dance Practice

@GOT7

MVでもパフォーマンスでも、2人は対象的な感じというか、鏡を見るような、正反対の存在の象徴のように描かれていると思います。

こっちの道か、あっちの道か。そういう選択を迫られた時、どっちを選ぶとしても、間違いはない、ということを示してくれているようです。



Maiking Video → https://youtu.be/qF7dlRk2iBA

세로라이브 [縦ライブ] → https://youtu.be/f2FNGzvCVM0



アイドルって歌手ともアーティストとも、ちょっと違う印象があって、アイドルは何年経ってもアイドルだと思っています。だから、SJだって、神話だって、全員、30代、40代になってもアイドルと呼んでもいいと思っています。

だけど、今回、JBとジニョンが発表したこの曲、アルバムは、アイドルという感じがあまりないです。

悪い意味ではないです。むしろ、それも嬉しいというか、ありがたいというか、何と言うのか、変な感じかもしれないですが、ただ「ありがとう」というのが一番ぴったり合うと思っています。






"Verse 2" Album Spoiler

@jypentertainment

全曲、作詞・作曲しています。JBさんの作る曲が好きです♪

5年前のJJPとも違う、GOT7としても合わない歌を、新しいJJPとして発表しようとしてくれたのが嬉しいですね。

JJPはリアルタイムでは見ていないのですが。

余談ですが、2012年というのはEXOがデビューした年で、わたしはそればっかり追っていました。VIXXもBTOBもB.A.PもNu'estも2012年デビュー。今は好きなグループばかりですが、人気を確立するまで、苦労したグループばかりですね。EXOも苦労しています。困難を超えて人気を集めたグループばかりで、いろんな意味で、豊富な年です。

5年前、まだ10代の若い時に活動した後に再デビューという経験をしたJBとジニョンが、24歳の今だからできることなのだと思います。

やっぱり、「ありがとう」と言いたいアルバム発表と活動です。アルバムが届くのがすごく楽しみ♥






応援方法

@GOT7

公式がいい仕事をしてくれると、本当に嬉しい。JJPはGOT7の中の2人だけの活動だけど、メンバーが自然に普通にがんばって応援しているのが分かるのは、楽しいし嬉しい。本人たち、けっこう間違っていますが、楽しそうにしているのが、すごくかわいいです♡



170803 - M Countdown → https://youtu.be/QJzWaZAVhnU

やっぱりファンの方が完璧で、愛を感じます。でもわたしはできないんだ^^;

結果はどうでも、満足できるアルバムが完成した、と本人たちが言っているので、音楽番組で1位を取ることにこだわってはいないと思うのですが、取れれば嬉しい。すごく良い曲なので、そういうものも結果として現れるアイドル界になってくれれば、言うことなしです。

170804 - Music Bank → https://youtu.be/2bH7_dMuBWc