2017/07/24

"비 (Rain)" KNK (크나큰)


@KNK 크나큰

昨年3月にデビューした韓国の男性アイドルグループ、クナクン(KNK)の新曲です。『GRAVITY, Completed (Repackage)』のタイトル曲です。

平均年齢も高めなら、身長も全員180センチ超え。「大きくなあれ」という意味で、「クナクン」です。

高身長と大人なイメージを活かしたコンセプトということで、前作の『GRAVITY』のタイトル曲、"Sun.Moon.Star"に引き続き、ゆったりとしたメロディの、切ないダンスバラード曲です。この曲も好きです。若い子たちにはできない曲とダンスですね。彼らならでは、という魅力が感じられて、とても良いです♪

というか、KNK好きです♥

モンエクのメンバー紹介記事を書こうとしているところですが、KNKのも書こうと思います。それくらい好きです。

濡れる撮影は、大変だったでしょうね。



M COUNTDOWN 170720 EP.533

@Mnet K-POP

ダンスもいつも独創的で面白いです。Bメロのヒジュンくんのパートとか、印象的です。小道具を使うダンスは最近ないので、そういうところも良いです。

ユジンくんの声が、力強いのにセクシーな切なさもあって、すごくすてき^^ でも一番好きなのはジフンくんだったりします。何か、目が行っちゃうんですよね。ああいう顔が好きなのもあります。



まだ1位を取るほど大きなファンダムのグループではないけれど、着実にファン層を増やして、成長していっている感じです。日本デビューも決まりました。長い練習生期間、いろいろと事務所も移りながら、苦労したと思います。KNKとして、様々な活動ができるよう、応援しています!




2017/07/17

"빨간 맛 (Red Flavor)" Red Velvet


@SMTOWN

聞きやすくてかわいいと言えば、Red Velvetのこの曲! 大好きです♪ まぁ、まだアルバムは買ってなくて、Appleで聞いてるだけですが。"Russian Roulette"と"Rookie"が微妙だったので、良い曲をリリースしてくれて嬉しいです^^

最近のSMの曲は微妙なのが多いので、ちょっと気になります。EXOが心配。



170714 - MUSIC BANK

@SMTOWN

今週は1位取れますかね? レッベルちゃんたちも、今は曲を出すごとに、1位を取れるグループなので、どっちでも良いと言えばいいけれど、やはり良い結果は大歓迎です。



SMTOWNはライブビューイングを見に行きます。ウネ復活、SJの人数も6人になって、最少人数じゃなくなるよ。ビューイングは迷っていたんですが、ウネが帰ってくる、と思ってチケット抽選に申し込みました。まぁ、行けるはずです。




"마지막처럼 (AS IF IT'S YOUR LAST)" BLACKPINK


@BLACKPINK

先月リリースされたBLACKPINKの最新シングルです。音楽番組で1位をいくつも取り、今大人気です。

個人的には、人気だから、かっこいいから、かわいいから、好きになるということはありません。単に、歌を好きなって、グループを好きになるのです。

その点で言えば、BlackPinkは気になってはいたけれど、積極的には見ない感じのグループでした。YGは基本的に趣味じゃないんですが、この歌はすごく聞きやすくてかわいくて好きです♬ これまでの歌よりも大衆的な気がします。



Apple Musicを愛用しています。安いのに、便利! CDを買うか、Appleで済ますか、そこら辺が自分の中ではバロメーターになっています。この歌がシングルじゃなくて、アルバムだったら買っていたかもしれません。我ながら、変な基準。



170716 - 人気歌謡 (Inkigayo)

@BLACKPINK

名前はたまにこんがらがって、まだ完全には覚えていません。その内、覚える気になれば、覚えると思います。2NE1よりBlackPinkの方が好きかな? 名前の通り、かっこいいところ(Black)とかわいらしさ(Pink)が同時に見ることのできるグループだと思います。

彼女たち、持ち歌がまだ5曲しかないんです。wikiのディスコグラフィーが超短い。なのに、内3つのMVが1億回突破しています。その内4つになるでしょう。デビューしてまだ1年。YGの力なのか、彼女たちの魅力なのか、両方か。

まあ、捨て曲ありでアルバム作るよりかは、活動曲のみリリースして、プロモーションして成功したなら、その方が良いかもしれませんね。



https://youtu.be/5_O9MbCeOrk

8月30日には日本デビューです。いきなり武道館でショーケース。日本で認知度が上がるかは分かりませんが、武道館クラスで定期的に公演が出来るくらいの人気は、今すでにあるということなので、それが落ちることはないと思います。YGは日本で基盤が出来上がっているから。

でも、5曲だけで公演って出来るんでしょうか? 行く気ないんだから、余計な心配ですね。

個人的な意見ですが。そしてやはり、個人的には日本語バージョンはもういらないです。




2017/07/10

2017 月刊ユン・ジョンシン6月号 "끝 무렵"


@월간 윤종신

7月に入りましたが、月刊ユン・ジョンシン6月号です。もう抜かしません、と一応書いてみる。

タイトルは「終わり頃」という意味です。恋人との別れ、を描いた曲です。寂しい感じもしますが、梅雨の頃に聴くのには、ちょうどいい侘しさだと思います。

歌は当初は、少女時代のテヨンちゃんを想定していたらしいですが、スケジュールが合わずに断念したとのことです。他の人にするより、自分で歌おうと言うことになったそうです。テヨンちゃんが歌っていたら、どうだったでしょう。もっと切ない感じがあったかもしれないですね。




2017/07/05

VIXX Hyuk (혁) Cover Song List

"Photograph" By Ed Sheeran (Cover)

@RealVIXX

本日はVIXXの末っ子ヒョクくんのお誕生日です★ Happy Birthday♥ 생일 축하해♫

トゥギの誕生日さえ何も書かなかったくせに、なぜVIXXのひょっくんの誕生日を祝うかと言うと、彼からファンへのプレゼントがすばらしかったからです!

ひょっくんの歌声ってこんなに落ち着いて、聴き心地の良いものだったのか、と、常にVIXXを追いかけている訳ではないtanaにとっては、とっても新鮮でした。選曲もすごい良い。エド・シーランは天才シンガーソングライターと呼ばれるだけあって、良い曲ばっかりなんですよ。その中でも、すてきな曲を選んでくれました♪ オリジナルもすばらしいですから見てください。

Ed Sheeran - Photograph (Official Music Video)

オリジナルでも自身の歴史を振り返るようなものですから、それもあって、VIXX5周年という節目の年の誕生日に、こんなかわいいひょっくんの歴史と一緒にUPしてくれたんですね^^ ちっさいひょっくんがかわいいのなんのって♥ 練習生の頃と比べたら、本当に成長しましたね!



"Love Yourself" By Justin Bieber (Cover)

@RealVIXX

本当に良い選曲するよね! 鉄板と見せかけて、ちょっと外してくるところとか。

ダンスもするし、彼はボーカルはするけど、どっちかって言うとダンス担当みたいな感じもあるので、しっかり歌を聴く機会って、特別ファンでない人には、彼の歌声の良さ、歌の上手さはまだ伝わっていないと思います。こうやって、カバーでもいいので、少しずつでも披露していってくれたらいいですね。オリジナル曲もありますよ♬

혁 (Hyuk) - 안아줄게 Special Clip

今回は、カバーソングリストってタイトルにしたので、カバーソングをいろいろと。けっこうあって、びっくりです。歌ってくれていたのに、気付かずにごめんよ。



"사랑하기 때문에 (Because I Love You)" By 유재하 (Cover)

@RealVIXX

韓国語より英語の方が大人びて、落ち着いて聴こえる不思議。優しいバラードが似合います。



これからも、歌っていってね^^ Happy Birthday♥ 생일 축하해♫


『ジャコメッティ展』 於:国立新美術館



今月25日に行ってきました。ジャコメッティ、大好きです! 当初、これのために東京行こうかと考えるくらい、大好きです。ちょうど運良く、コンサートも行けて、漆器の展覧会もあって、そしてジャコメッティ! 個人的には超すばらしい東京1泊2日でした! 観光って何? っていう勢いで、わたしは東京には展覧会とコンサートのためにしか行ったことがありません。



章立てはあるけど、作品は順番ではなく、だいたいその部屋、その場所というアバウトなものでした。だけど、だいたい分かります。作品は100点以上、章立ては16章まで。超充実のジャコメッティ。好きな作家を、これだけの大容量で見られて、本当に楽しかったです。

そしてもう1つラッキーなことがありました。外国人の方が、間違って借りてしまったのか、必要のない日本語の音声解説の機械を譲ってもらえたんです。わたしは音声解説というものを使ったことがありません。初めてでした。500円必要なんですが、それをいつもけちっています。けれどラッキーなことに使うことになって、聞いてみたら、案外面白かったです。聞くのにも見るのにも集中しなければならないので、聞きながらは見れません。わたしの場合。(速水)もこみちの解説の他に、(山田)五郎さんによるスペシャル解説もあって、雑学的な話を『ぶらぶら美術館』みたいに話してくれるものがあり、そっちの方が面白かったです。

前置きが長くなりましたが、そんなこんなも含めて、作品画像へ。



《大きな像 (女 : レオーニ)》 1947年

最初に展示されていた作品。ジャコメッティと言えば、細い線のようなブロンズですが、まさに「らしい」作品の1つだと思います。

わたしがジャコメッティを好きな理由というのも、その線の細いところです。すべての無駄を削ぎ落として、人間として必要な芯だけ残した印象が好きでした。そして、その見方、感じ方はその通りだったのだ、ということが再確認できた展覧会です。



《女=スプーン》 1926/27年

お腹、胴体(?)のところが後ろへ減っこんでいて、本当にスプーンを大きくしたような像です。《横たわる女》というのもスプーンみたいと思って、その後にこれを見たので、スプーンで合ってるんだ、と思いました。



初期はキュビズムやシュルレアリスムに嵌った時代です。

見えるままに作ろう、描こうとするとなぜだか小さくなってしまう。じゃあ、モデルを用いずに造ってみよう、ということになり、オブジェの制作へ移っていったようです。

見えるものを、見える通りに再現しようとする探求の姿勢。それは、単純でいて、一番難しいことではないかと思います。単純でシンプルなことの方が、実は難しいのでしょう。



《鼻》 1947年

タイトル通り、鼻の長い作品。ヴェネツィアの仮面みたいな感じです。鳥みたいなのありますよね。枠があることとか、吊るされていることとか、いろんなことが他にはない特徴があります。



「小像」というタイトルの第2章があります。モデルを使わずに、記憶に基づいて制作したところ、台座は大きく、人物はマッチ箱に入ってしまうくらい小さくなっていってしまいました。

大きな台座は遠くにいる人との隔たりを、小さい人はその隔たりで省略されたものの具現、ということが(確か)音声解説でありました。「見える」ということの表現、というのは、だけど実際には可能なのかどうか。

小像は本当にちっさいです。近寄って、眼を細めて、じっと見てないと、そのもの自体曖昧になってくるほどです。



《3人の男のグループⅠ (3人の歩く男たちⅠ)》
1948/49年

第4章「群像」。人物の関係性、歩いて行く方向、空間と身体のバランス、そう言った他者同士の関係や空間を重視している群像です。



《犬》 1951年

弟ディエゴも芸術家で、彼が動物をモチーフにすることが多かった反面、兄の方は動物の像はとても珍しいです。あったんだ、と思ったくらい。犬と猫の像もありました。

ジャコメッティが動物をモチーフにしなかったのは、彼らが人間の意思に沿わずに、じっとしていないからだと思います。

モデルが身動ぎでもしようものなら、大事故でも起こったかのような大きな声で「ああ!」と叫んだ、という矢内原伊作さんというモデルを務めた人の話があります。



《ヤナイハラの頭部》 1956-61年

これはおそらく後期(7月19日~)から展示されるものではないかと。矢内原伊作さんという、実存主義の哲学者です。パリに留学中、ジャコメッティと知り合い、意気投合してモデルも務めることになりました。五郎さんによるスペシャル解説によると、帰国が決まったので挨拶に行くと、「最後なら、絵を描かせて欲しい」と言われて、それはいい記念だと気軽に引き受けたら、帰国を延期しないといけないくらい長期になったそうです。その後も、長期休暇の度にジャコメッティの元を訪れて、モデルをしたのだから、お互い余程気に入ったというか、話も合ったのでしょう。合計にすると5年にもなるそうです。

矢内原さんが、ジャコメッティの制作風景など、いろいろな話を残してくれているので、日本人は世界中で最もジャコメッティを理解しやすい国民ではないか、と言うことです。



《ヴェネツィアの女 Ⅰ~Ⅸ》 1956年

制作過程までも明らかにして制作した連作。番号は付いているけれど、制作した順番ではないそうです。15体の中から最終的に9体に厳選されました。今回の展覧会では、この9体が一同に見られる、珍しい機会だそうです。

ずらっと並んでいると、圧巻。どれも同じようでいて、よく見ているとやはり違います。だけど、みんな、端正な出で立ちです。展示方法もきれいです。

どの作品も、ライトが1点から照らされています。ライトが当たっている方向が正面だと思っています。その方向から見て、横から見て、後ろからも見て、全体を把握する。正面は大事です。彫刻の場合、影がいくつも出来ると、作品の邪魔のなることもあると思うからです。《ヴェネツィアの女》は実物も迫力があってきれいですが、画像でも、とても美しいです。プロが撮ったのだし、当然と言えば当然かもですが。



《犬、猫、絵画》 1954年

ジャコメッティのアトリエはパリの場末の、周りになにもない(五郎さん談)23平米の小さな部屋でした。最初は本人も狭いと感じたけれど、そこで制作していくと、段々と広く感じるようになって、何でも出来るようになった、とのこと。物が増えて、段々部屋が狭く感じていくことはあるけれど、その逆はあまりないですね。23平米って、多分、何もなくても狭い。

アトリエはもう1つ、故郷の街スタンパという場所にある、父親が残した家にもありました。父が死んだ後も、母が残ったその場所に、何度も行って、そこでも制作していました。

何となく、こういうエピソードからも、ジャコメッティが持っていた「縮み志向」とか、「内側へ向かう」傾向がよく分かりますね。



photo : tana
photo : tana
photo : tana

14章「チェース・マンハッタン銀行のプロジェクト」のために制作された作品群。14の部屋だけは撮影可能です。それは、作品が屋外展示用のものだからです。作品は《歩く男Ⅰ》を右、正面、左から撮影したものです。屋外彫刻に以前から興味があったので、制作を引き受けたけど、プロジェクト自体は途中で頓挫してしまったそうですが、作品は残っています。

《歩く男》の作品が好きです。最初の《大きな像》も好きだけど、どっちと言えば、こっちかな。でも家に飾るなら、《大きな像》だけど(←)。

まっすぐなんです。全部。無駄も何もない、ただ身体も線も方向も内面も、ただまっすぐな「歩く男」。

わたしがジャコメッティを好きな理由の最大のポイントです。まっすぐなところ。そして、無駄がないと思っていたのは、その通りで、対象を見て、見つめ続けることで、対象の内側に向かっていくんですね。内側に向かって、外側にある無駄なものを削ぎ落として、そうして見えるものを見えるまま、ブロンズ像として表現しようとすると、細くなってしまうのです。肉体とか表情とか年齢とか、それはその人物を見分ける手段ではあっても、その人自身を表すものではないと思います。

わたしはいつも、わたしというものを探していると思います。外側にではなく、内側で。外側にわたしはない。それはいつも、わたしの中にある。他人が見たわたしもわたしではあるけれど、わたしがいて世界があるのなら(←実存主義)、わたしというものは内側にしか見つけられない。わたしがいなくても世界があるのなら(←本質主義)、それと信じられるなら、わたしはわたしを探す必要はないかもしれない。わたしはもう生まれて、ここに生きているから。

わたしがジャコメッティを好きな理由は、彼の作品の繊細さや姿勢に共感できるからでしょう。理解できない、共感できない人は、とことんできない。そんな作家かもしれません。



『終わりなきパリ』 1969年

ジャコメッティは晩年、『終わりなきパリ』と題した版画集の制作に意欲を注ぎました。当時の、自分の見たパリの街をそのまま絵にしています。瞬間を切り取った写真のようにも見えます。対象をとことん見ないと表現できない彼は、街にいる人たち、物たちを上手く捉えることができずに、曖昧な線で乱雑とも言える描き方です。だけど、ピンぼけした写真みたいと感じるのは、「瞬間」だからかもしれない、と思っています。

リトグラフはすべて完成したけれど、テキストが整っていない時、ジャコメッティは出版を見ることなく亡くなります。3年後、ようやく出版されます。






わたしは今、大切にしている言葉があります。大学の恩師に言われたことです。卒業後、大学でイベントがあり、久しぶりに会いに行ったんです。その時はもう仕事を休んでいる時です。一番辛いときで、悩んでいる時です。そんなことも話をしました。その後に行ってくださった言葉です。

「やるしかないね」

何か分からなくても、悩んでいても、とにかく何かはやるしかないのだと。慰めでもない、言わば、きつい激励です。その時は今一分からなかったけれど、今はその言葉を、本当に嬉しく、有り難く感じて、やる気がない時とか、泣いてしまう時とかに思い返します。

そして、今回の展覧会にもジャコメッティの言葉がありました。

「試みること。それがすべてだ」

結局はそこなのだと思います。わたしは物作りを生業にすることを決めたのです。それでも悩んで、今は停滞しているけれど、死んだ訳じゃない。死ぬという選択をせずに、生きるという選択をしたのなら、何か分からないままでも、手を動かし、何かをやって、試みることが肝要なのです。

改めて、強く感じました。だからって、すぐ治るものじゃないですが。そうだったら、こんなに苦労しません。






本文も長くなってしまいました。今まで、「何となく好き」と感じていたものが、「好き」になり「共感」までに辿り着きました。なぜ好きなのか、なぜ良いと感じるのか、理由付けがいつもわたしには必要で、そうすることが好きなのもあるけれど、今回の展覧会を見て、どうしてジャコメッティを好きと言うのか、その理由が分かりました。それはとても大きな収穫で、大きな変化で、とても大切な時間でした。

行ってよかった! 9月4日まで東京。その後、10月から豊田市美術館(愛知県)に巡回します。今年いっぱい、日本でジャコメッティをたっぷり堪能できます。

最後まで読んでくださって、ありがとうございました^^