2013/02/14

130213 茶道お稽古日記

昨日のお稽古は、行の行台子という、今わたしが持っているお免状の一番上のお点前のお稽古をしました。




普段は持って出て行く、建水や柄杓などがすでに出ています。

天板の上には、八卦盆があり、唐物のお茶入れを乗せています。

お客さまのいない間にお茶碗も持って出て、お盆の上に飾るので、お点前をはじめるためにお席に入るときには持っていくものがありません。

柄杓などを落とす危険がないので、楽と言えば楽ですが、普段と違ってちょっと手持ち無沙汰でもあります^^;




懸垂の中にあらかじめ入っている蓋置。

火屋香炉(ホヤコウロ)という蓋置です。左:使用前、右:使用中。丸いところが蓋になっていて、ひっくり返して重ねると、釜の蓋がおける状態になります。

行台子のお稽古の時しか見ないです。他のお点前でも使うのか、よく分かりません。

釜の蓋が乗ってないときには、いちいち火屋の蓋を閉じるので、手間です。



手間と言えば、このお点前では、柄杓を使わないときには、いちいち最初の通りに柄杓立てに戻します。戻すときには、台子の正面にわざわざ向き直らないといけないので、こちらの方が手間です。

普通のお点前では、柄杓を使わないときは、お釜に掛けるか、蓋置に掛けるのですが、炉の時期なので、釜の蓋も途中で閉じることが多いし、蓋置は閉じてしまうので、柄杓を預ける場所がなくなります。

茶道のお点前で、もうちょっと何とかならんか、と思うところがたまにありますが、これもその1つ。



長いお点前の中、全体的に、座ったまま向きを変える動作が多いので、行台子を着物でするとはだけてしまうと先生たちも悩みのたねだったそうですが、最近では着物の下前と襦袢の上前をコーリンベルトみたいなので留めるグッズもあるそうです。



長くて大変なお点前ですが、めったにお稽古しないものなので、珍かで楽しいのは楽しいです^^



この日のお菓子ですが。


種類の違う5つのお菓子が出てきます。これが1人分で、もちろん何個食べても大丈夫です。

和菓子で違う種類と言ってもあまりありませんが、お餅を使ったもの(左上の白いの)とか、練物(中央と右上のピンク)、そして水物(=果物)を必ず1つ入れます。

全部食べてもいいと言っても、食べられるものではありません。人によって違うでしょうが、わたしは多くても2つしか食べれません。

苺は3つありますが、本当は大粒を1つの方がいいそうです。見た目のバランスの問題かな?



台子も大きいので、好きな時にできるお稽古ではないので、お免状を取ってから2度目でした。

前にお稽古してから、時間も経っていて、忘れていることも多く、つっかえつっかえだったので、ただでさえ長いお点前なのに、さらに時間がかかりました。

また次する時も忘れているかもですが、ちょっとずつ進歩して身に付いたらと思います!


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