2013/09/02

『浮世絵 Floating World』 於:三菱一号館美術館



もう先々月のことになってしまいましたが^^; 東京の三菱一号館美術館で開催されている「浮世絵展」に行きました。この美術館が好きなのと、よい作品がありそうだったので、行くことにしました。

浮世絵自体は、まぁ好きでも嫌いでもなく、かと言って興味がないわけでもなく、なかなか難しいです。見るのもそうですが、それを自分の中で落ち着かせて、好き嫌い・良い悪いの(自分なりの)評価を下すのが難しいです。

ですが、今回は展示作品はどれもよいものとわかるもので、《富嶽三十六景》などのシリーズものが一式並んでいたので、わかりやすかったと思います。



シャルル=ルイ・ウダール 《蛙》 1894年

驚いたのは外国人の作家による浮世絵のような絵があったことです。他にもいくつかありましたが、これが一番日本風を表せているような気がしました。日本ではないですが、西洋のものでもなく、よく真似ているなと思いました。

ロートレックもいくつかありましたが、これは版画つながりで収蔵品を出しただけなか? と思いました。



葛飾北斎 《琉球八景 臨海湖声》 天保三年頃(1832年頃)

沖縄の風景ということですが、日本的な感じです。こういう風景の浮世絵というのは江戸時代のツーリズムの発展と繋がっているとのことなので、当時身近な異国であった(だろう)琉球への興味からこういうものも作られたのかもしれません。



葛飾北斎 《富嶽三十六景 駿州江尻》 
文政末~天保初期(1830~1835年頃)

《富嶽三十六景》は構図が面白く、時にコミカルな描写もあり、ただ富士山を多様に描いたというだけでなく、それぞれが1つの絵画として鑑賞することができます。そいうい意味では、浮世絵の中でtanaが好きな作品です。



初代歌川広重 《東海道五十三次 箱根 湖水図》
天保4年(1833年)

北斎の他は、歌川広重の《東海道五十三次》がずらっとありました。中でも印象に残ったのが、この作品です。山々がカラフルに塗り分けられていて、だけどそれほど派手な印象はありません。遠近法もよく効いていると思います。

色使いがとてもよいです^^



肉筆画もありましたし、シリーズで並んでいることもあるし、浮世絵としては有名なものもたくさんあったので、初心者にはやさしい見やすい展覧会だと思いました。

わたしも西洋絵画ほど好きな作家とかあるわけでもないので、また新鮮な気持ちで見ることができてとても楽しい展覧会でした。



 

この美術館にはカフェが併設されていますが、いつも展覧会に合わせた特別メニューがあります。今回もそれをいただきました。和風テイストですが、味は洋風で、すこし変わってておいしかったです^^


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