2011/09/04

行ったところ 美術館編

その1. 「皇帝の愛したガラス」東京都庭園美術館(詳細ページ

$No Music, No たな

ガラスの展示が見たい、というよりも、庭園美術館自体が大好きなので、東京へ行った際には必ずと言っていいほど行きます。

建物が元朝香宮邸で、すごく内装が豪華で細かな装飾もあってきれいなんです。



ガラスもとてもきれいでした。

「金赤ガラス」と「砂金ガラス」という技法のものがあったのですが、ガラスと言えど宝石のような色で美しかったです。

ガラスの歴史も展示で見えたし、その流れの上でガレを見ると、本当に異質で別格の美しさを持っていました。



その2. 「切手になった作曲家」切手の博物館

ここは展示を見るというよりも、ミュージアムショップと同館に併設されている切手ショップに大半の時間いました。

小さな上に量があるので、今回の東京旅行は関東に住んでいる友人とともに行動したのですが、2人で黙々と切手の入った籠をあさっていました。

そのおかげで、かわいい切手が手に入りました。



ただ誤算は、売っている切手の大半が外国のものであるということです。

日本で使えない…。

日本のものも売っていましたが、やっぱり珍しくてかわいいものに惹かれるので、外国のものばかり買ってしまいました。

すっごく楽しかったです^^



その3. 「恐竜博2011」国立科学博物館

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ここも面白かったです^^

夏休みも終わったし、人少ないかなと思っていたら、けっこうな行列ができていました。

でも小さな子供が多かったので、展示は十分見えました。

写真撮影OKでした。そんな展覧会が珍しかったので、ちゃんと写真も撮りました。

$No Music, No たな トリケラトプス
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右がトリケラトプス、左がティラノサウルス

ティラノサウルスがトリケラトプスを待ち伏せている様子を化石で再現しているそうです。

化石を再構築することも難しいと思うのに、動きをつけるというか、行動を見せることはもっと難しいのではないかと思いました。

恐竜は、横から見たら、大きくて重そうですが、顔を正面から見ると意外と細くて笑えました。肉がついているとまた違うのでしょうか。

最新の研究でティラノサウルスには背中に毛があったようですが、イメージ図を見るとモヒカンのようでした。



美術品等と違い、化石には著作権がないために写真撮影がOKなのかな? と思いましたが、本当の理由はよくわかりません。



【補足】

恐竜博の展示の最後に、東日本大震災で被災した博物館施設の様子や復旧活動の様子を写したパネルがおかれていました。

科博の学芸員もボランティアで行っているということで、現状を来場者に広く知ってもらうために設けられたスペースだと思います。

わたしは新聞で読みましたが、全国の博物館が協力・手分けして被災した史料(資料)の修復をおこなっています。それはほとんどが寄付とボランティアで行われています。

「もの」よりも人が優先されること、そちらにお金が回されることは仕方ないことだと思いますが、美術や歴史を愛するものとして、被災した博物館施設の現状を憂慮しています。

わたしができることは何もないですが、被災した史料や美術品等が、再び以前のように学術的・美術的価値を保ち後世へ継承されることを願っています。



【余談】

東博の「空海と密教美術」にも、科博と合わせて行く予定でしたが、時間の関係というか、ライブではしゃいで疲れて、翌日寝坊したために上野では科博しか行けませんでした。

まぁでも空海だし、東寺の立体曼荼羅がメインだし(東寺には何回も行ったことがあります)、わたし京都に住んでるし、と思い、朝寝坊することを選択しました(_ _)

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