2017/12/27

1990年4月8日~2017年12月18日


김종현 (享年27歳)

これは、とても個人的な内容だ。わたしの気持ちなど、そんなものはどうでもいい、と思う人はこの記事自体、読まないでください。



正直に言えば、まだ受け入れているとは言い難い。彼にとっては計画されたことであって、その日が来ることは分かっていたけれど、わたしたちただのファンにとっては、あまりにも突然のことで、理解が追いつかない。

彼は病気だった。病院には行ったけれど、効果を感じられず、医者にかかる選択を排してしまった。他の医者にとか、別の方法を、ということは簡単だけど、芸能人として、アイドルとして、それは難しいことだったのだろう。






SHINeeのファンクラブに入るほどではなかったけれど、SHINeeのCDはたくさん持っているし、ジョンヒョンの歌が好きだった。SHINeeとして歌う時はとても力強く、ソロで歌う時はとても優しく、時に軽快に。

大好きだった。本当に。

全ての活動を追って、全てを知っている訳ではないけれど、好きだったんだ。

受け入れることは、多分出来ないと思う。自殺というのは、簡単なことではなく、死というのは、当たり前のことじゃない。好きな人の死なら、尚更。今でも、ジョンヒョンがいないことを、1日に何回か確認する作業が必要だ。いないことが日常になるには、もう少し時間が必要なのだと思う。



生まれてきた苦しみを背負い、あらゆる苦しみが否応なしに降り注ぐわたしたちに、明日があることは当たり前じゃない。回転を止めない地球の上の規則正しく過ぎる1日に、同じものはない。73億人分の1日があって、明日があって、今日がある。昨日までの思い出を胸に、今日という1日を生きる。

18日で止まってしまった君の時間を、誰も代わることができないけれど、明日を思いながら、わたしたちは今日を生きる。






手紙を書いてみた。とても個人的なもので、Blogに載せるような内容ではないのだけれど、それでも一旦吐き出してしまいたいから、ここで書く。読んでもらいたいというよりも、吐き出してしまいたい。そんな気持ちでごめんなさい。ここまででも、読んでくださってありがとうございます。






ジョンヒョンへ。

重い病気に苦しく辛い日々を送っていたジョンヒョンへ。

わたしも同じような病気を患っていたけれど、 今はもう次を見据えているところだから、治って来ていると言ってもいいだろう。 結果的に言えば、わたしの病気はそれほど重くなかったのかもしれない。それほど重篤にならずに済んだというべきだろうか。君のように死んでしまうことなく、今これを書いているくらいだから、そうなのだろう。

理由はきっと、休むことができたから。休んだらいいと言われたから。それでも、休んでると罪悪感に苛まれて、みんなは働いているのに、頑張っているのに、1人だけ怠けていると思って、1日中泣いていた。訳も分からず泣き出して、誰かに慰めて欲しいのに、誰にも今泣いていると言えなかった。家族にも言えなかった。

母に電話しようと電話に手を伸ばすのに、結局かけずに済ませたことが、何度あっただろう。君にも同じようなことがあった?

何もしないことだって苦しみが伴う。何かしないとと思って辛くなる。何もできない現実に呆然とする。君もそうだった?

だけど、君は一生懸命働いていたね。レコーディングにコンサートまで。休むことが怖かった?

病院の先生に「休むことは悪いことじゃない」と言われても、わたしはすぐには信じられなかった。朝起きれないなら、起きなくていいよ、と言われて驚いた。「でも仕事には行かなきゃ」って言ったら、「真面目だね」って言われたよ。

君は泣き虫だけど、とても真面目に誠実に意欲的に仕事を音楽をしていたね。とてもすごいことだ。とてもステキな音楽とステキな言葉にあふれていた。

君は自分を不真面目だとか、怠け者と感じていたことはない? そんなこと、塵ほどもないのに。

辛いと、苦しいと、それを誰にも言えなくて、誰も気付いてくれなくて、1人でいると死にたいというより、自分なんか死んだ方がいいと思うようになる。心が病気になってしまった時って、本当に、死んでもいいと思うんだね。別にそれで誰かが悲しむとしても、「約束破ってごめんね」っていうくらいの小さな罪悪感が心に生まれるだけで、死んでもいいと思う気持ちを遮るほど強くない。

君は気付いて欲しかったと言ったね。だけど、メンバーや家族には言えなかった。信じて愛しているからこそ、言えなかったんだと思う。そのことがもうすでに健全な状態ではないんだと、君自身が気付いて欲しかった。

遺書を託せるような友達がいたじゃない。いつも一緒に仕事をするメンバーがいたじゃない。仲の良い家族がいたじゃない。彼らにみんなに、迷惑をかけたらよかったんだ。君は思ってもいなかった? 彼らはそれを迷惑だなんて思いもしないと。

君に必要な言葉は、君が生きる意味は今の君にはなくても、周りの人たちにはある、ということ。死ぬことを考えてもいいけれど、それ以上に周囲にいる人のためのことを考えて欲しかったな。

君が死んでもいいと思う人なんて、この世にはいなかったよ。君1人だけが、死んでもいいと、死ぬしかないと、思ってしまったんだね。

辛かったろう。だけど、残された方も辛いんだ。
苦しかったろう。だけど、残された方も苦しいんだ。
君と同じくらい。それ以上に。辛く苦しい。

気付いてあげられなかったことの後悔、支えてあげられなかった後悔、支えてもらってばかりだった後悔、簡単に考えてしまっていた後悔、君なら大丈夫だろうと安易に思っていた後悔。後悔ばかりが押し寄せて、つい君を責めてしまいそうになる。ごめんね、わたしも弱いんだ。君と同じくらい、きっとわたしの方が君よりも弱いよ。

わたしが死なないで生きているのは、君より強かったからじゃない。君が死ぬことを選んで実行してしまったのは、誰にも避けられない病気に罹ってしまって、心が壊れてしまって、治す方法にたどり着けなかっただけで、それは君が弱かったからじゃない。それは君のせいじゃないんだよ。

責めたりは誰もしないよ。生きていたら、責めることもできただろうに、それすらできないんだ。まして、再び君の歌を聞きたいと思っても叶わない。君はもういないからね、残念なことに。

抱きしめて言ってあげたい。初めから、届かない場所にいたわたしでも。

がんばったね。うまくやっていたよ。君のようなミュージシャンは他にいない。君の声が好きで、歌が好きで、グループの時でもソロの時でも、君は最高の歌手だ。

言ってあげるから、聞こえてる? 目を開けて、君の死を悲しむわたしたちを見て欲しい。

お疲れさま。愛してる。忘れない。

最後が悲しいものであっても、それも全部忘れない。27年を懸命に生きた君と、君が生んだ音楽を、覚えているね。死後の世界があって、君がそこでわたしたちが見えているのなら、悲しみに暮れるわたしたちを覚えていてね。

今までありがとう。歌ってくれてありがとう。

さようなら、と言わなければいけないけれど、それは悲しすぎるから、言わないでおくよ。

今までありがとう。最後まで、音楽を続けてくれてありがとう。ありがとう。

この手紙を書き終えることが名残惜しい。それはわたしの感傷。覚えているから、君の歌が残っているから、大丈夫。多分ね。

ありがとう。愛してる。お疲れさま。ゆっくり休んでいて。お休みなさい。





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