2013/08/02

藤子・F・不二雄ミュージアム と ジブリ美術館

7月1度目の東京旅行の際に、藤子ミュージアム(川崎市)とジブリ美術館(三鷹市)に行ってきました。

どちらも、予約制で1日4回入場時間が定められています。10時~藤子ミュージアム、16時~ジブリ美術館です。

ジブリの方は、毎月10日に来月分の入場券がネット上で発売になるのですが、11日にサイトを覗いたら、すでに16時~の分しか買えませんでした。ちょっと舐めてましたね^^; こんなにすぐなくなるとは思ってませんでした。

藤子ミュージアムの方はけっこう余裕で買えました。

結果的に藤子ミュージアムの方で、けっこう時間を食ったので、14時とかでなく16時でちょうど良かったです。





神奈川県川崎市にあるミュージアムで、2011年オープンです。最寄駅からバスがでているのですが、そのバスもキャラクターが書かれていたり、中にもそこかしこにキャラがいて楽しいバスでした^^

展示自体は原画とか、マンガができるまでの過程をドラえもんが解説するものとか、映像とか、それほど感動的なものでもありませんでしたが、飽きるほど見てきた「ドラえもん」や「パーマん」などの(個人的には)懐かしいキャラクターを生んだ作者の足跡や仕事ぶりを改めて感じることができて、新たな発見というか、とても新鮮でした。

作者が研究をよくしていたということを初めて知りました。子供向けのものだからこそ、嘘は書けないとか。

昔見ていたアニメは先ほどあげた「ドラえもん」や「パーマん」くらいですが、このミュージアムに来て初めて知った「T・P (タイムパトロール) ぽん」というマンガもなかなか面白かったです。

こういう場所の魔力というのか、めっきり読む種類の減ったマンガを買ってみようかという気にさせます。結局買いませんでしたが。




このミュージアムで一番見たかったものは、友達の影響もありますが、きれいなジャイアンですw

レバーがあって、それをカタカタ上下に動かすとだんだんジャイアンが泉から出てきます。しばらくとどまってくれるので、写真もちゃんと撮れます。

水に沈んでいるところ、めちゃくちゃ受けましたww 想像以上でしたwww





展示を見たあとにカフェに行きましたが、100人近く待たなくては行けないということなので、映画とか庭とかゲームとかで時間をつぶして、昼過ぎくらいに入れました^^

案外おいしかったです。下はロコモコプレートですが、ボリュームもありました。カフェオレなどにはキャラクターアートもしてくれました。2人で行って違う柄なので、大人数で行ったら、いろんな柄を楽しめそうですね^^




庭や屋上にはいろいろなキャラクターの人形がありました。どこでもドアもありました。

夏だったからと思いますが、どら焼きアイスも売っていて、とてもおいしかったです^^ カフェに入る前の時間つぶしの間に食べたので、けっこうお腹にたまりました。





藤子ミュージアムから1時間弱で着きました。こちらの方が前から行きたかったところです。

建物がすごくすてきです♪ ほんとに映画の中に出てきそうな雰囲気で、建物に入った時から、映画の世界に入ってしまったような気がしました。

各部屋にいろいろな展示物があって、原画や絵コンテの他、アニメの撮影の過程を手動で体験できるような仕掛け(←あまり伝わらないかもしれませんが^^;)などもありました。

メインは、回転する模型で動いているように見えるものです。名前を忘れてしまったので、表現しようがないのですが、「動き始めの部屋」というところにあるものです。アニメの原型みたいなものかと思います。

目がチカチカしますが、なかなか面白いものでした。



とくに順路というものはなく、縦横無尽にあちこちに行けます。「この階段どこに行くんだろう」とか、「こっちは何があるだろう」とかそんな風に楽しむと、より楽しい場所ではないでしょうか。「いっしょに迷子になろうよ」というのがコンセプトのようですし、同じ場所を二度三度巡っても、退場規制はありませんから、時間を気にせず遊べます^^



夕飯には行きたい場所があったので、こちらのカフェには入りませんでしたが、また行ってその時は入りたいなと思います。




巨神兵は逆光になっちゃって、ちょっと見にくいですが。どちらも屋上にあります。雨が降ってきたので、あまり悠長に写真を撮ってられなくて、こんなものしか取れませんでした^^;

右は「ラピュタ」に出てくる碑文ですね。サイドは見れませんが、とてもきれいでした。






どちらの美術館も、マンガ・アニメの世界観、それらが持つ(持たれている)イメージを大切にしていて、細部まで手を抜かず再現していました。時にはなかなか気づきにくいようなところにもキャラクターがいるなど、遊び心満載です。

どちらもキャラクターが多く、ファンもたくさんいるので、そういう人たちの期待感を裏切らないように配慮されているのだと感じました。

マンガの世界と現実を行き来するような感覚があって、回っている間もとても楽しいのですが、不思議な感覚もありました。今どこにいるのか、よくわからなくなる感覚。ジブリの方がその印象は強いです。



不満を上げるとしたら、絵はがきです。絵はがきコレクター(というほどではないが)としては、ドラえもんの方は高すぎるし、ジブリの方は種類が少なすぎです。



全体的には、どちらも期待通りの美術館で、とても楽しかったです! 1度だけではすべてを体験できたとは思えないし、何度でも行きたくなります^^


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