順不同になりますが、先にこちらを。21日最後に行った展覧会です。
今週火曜日にBS日テレの『ぶらぶら美術・博物館』でピックアップされてて、面白く見ることができました。
この番組は大好きで、なるべく欠かさないように見ています^^
行ったことのある展覧会が特集されていると、改めて思い出す作品や、そうだったのかと遅ればせながら新しい発見もあります。
番組HPはこちら→BS日テレ「ぶらぶら美術・博物館」番組サイト
公式HPはこちら→大英博物館 古代エジプト展
この展覧会の目玉は日本初公開となる世界最長37mの「死者の書」です。
もちろん、これを目当てに行こうと思ったのですが、37mってやっぱりものすごく長いので、それが全部来てるとは思ってなかったんです^^;
一部本物、一部レプリカかなぁ? なんて思ってたんですが、行ってみてびっくり!
37mの「死者の書」が大きな部屋の壁に沿ってずらーっとならんでました。
失礼しましたm(_ _)m
番組(の出演者、山田五郎さん)曰く、大英博物館で好評だった展覧会をそのまま日本に持ってきたそうな。
そうとも知らず、「全部は来うへんよなぁ」と思っててすみませんでしたって感じです。
壁一面のパピルスは圧巻です。ほとんど隙間なくびっしりフィエログリフやイラストが書いてあるし、そこに古代の人の祈りや信仰も織り込まれているんですから、ものすごい迫力です。
リアルの37mの「死者の書」が展示されている部屋に入る前に、壁にプリントされたレプリカの死者の書があって、それぞれの場面にあわせた解説がついています。
それを読んだ(見た)上で、リアルを見るので、場面場面がとてもわかりやすいし、もちろんリアルにも解説はあるので、「死者の書」に何が書かれているか、よくわかります。
すべてを理解するには、古代エジプトの信仰や宗教観に深い造詣が必要なので、難しいですが、古代の人々にとって復活とは何か、死とは、神とは何かを、「死者の書」を通じて見ることができます。
キャプションに書いてあったんですが、「死者の書」とは要するに「あの世のガイドブック」だそうです。
死後の世界にも試練があったり、審判にあったり、いろいろと大変そうで、そういう場面にどう対応すればいいかが書いてあり、まさにガイドブックと呼べるもので、長さも37mそれ以上も必要な内容でした。
死んでも大変です。
エジプトで描かれた図柄と言えば、人は横顔で、平面的で、どこか記号的なイラストがよく知られていると思います。
独特で特徴的で、すぐにエジプトのものだとわかります。
「死者の書」の中には試練としてワニと対決したり、復活後農耕をする場面で牛が出てきたりしたのですが、人は全体的にマンガチックなのに、ワニや牛などの動物は妙にリアルに描かれています。
ワニなんか、ウロコや牙もリアルに描いてあります。どうしてだろうと不思議でした。人ももう少しリアルに描けそうだけど?
21日は夏にしてはすごく寒い1日だったので、上に羽織るものを急遽探したり、いろいろ読み道をしてしまって、帰りの都合上、実質30分程度しか見れなくて残念でした><
夜10時まで入れるから、後回しにしちゃったんです。
すごくもったいなかったんですが、メインである「死者の書」はじっくり見て、それだけでもとても良い展覧会でした。
柩や副葬品などもとても状態のきれいな、見ごたえのある作品ばかり出展されていて、エジプトが好きな人もそうでない人も十分堪能できると思います。
出展作の美しさはさすが大英博物館、いいものを持ってますね!
トップ画像にあるとおり、東京と福岡で展覧会をします。東京は9月17日まで。
もっかい行きたいくらい、興味深く面白い展覧会です! 古代エジプトの思想もよく分かる勉強にもなりおすすめです♪
ブログお引越しされてから初※です(笑)
返信削除わたしも『ぶらぶら美術館』見ました!
できればSJのファンミで上京するついでに観てこようと思ってるのですが...関西にも巡回してくれればいいのにと思います。博物館や美術館などはゆっくりゆとりを持って見たいですもんね。
それにしてもわたしもsmtown参加したかったです(>_<)
最近、SJ関係のイベントのチケットの倍率がすごすぎですよね...
小燕子
ようこそ! こちらでもよろしくお願いします^^
削除『ぶらぶら美術館』面白くてよく見てます。東京の展覧会ばかりで、行けないものが大半ですが。
本当に関西でないのが残念で、あれば行きます。じっくり見れなかったのもありますが、2度3度見ても面白いと思います。
SJファンミ行かれるんですか? 『エジプト展』もぜひ行ってみてください^^
SMTownはソウルで見ることになりました♪ 東京ははずれたので思い切って代行申し込んだら取れたんです^^
SMTownも関西や九州まで巡回してほしいですね。