2012/11/08

121107 茶道お稽古日記

昨日のお稽古は「炉開き」の日でした。

11月になると、お釜は風炉から炉になります。変わった最初の日が炉開きです。

















半年ちょっとぶりの炉のお点前です。何年お稽古を続けていても、変わった最初というのは、なかなかスムーズに行きません^^;

最初なので濃茶の平点前(基本形)をしました。難しいお点前でもないので、これくらいなら大丈夫ですが、もっと上のお点前になると、茶筅やらお棗やらがいろいろな場所に行くので、戸惑うこともあります。

主菓子・亥の子餅
お干菓子






炉開きの日のお菓子は「亥の子餅」です。これは決まってます。

炉開きをするのも亥の日がいいそうです。これは、「亥」が火の用心に良いということから来ていると先生に教えていただきました。

風炉でも火を使うのは同じだけど。と思ったことは言っていません。

ピンク色のお餅の生地に粒あんで、とっても美味しいです^^



もう1つ、炉開きの日のお決まりがあります。















それがお善哉。なんで食べるのかよく分かってないんですが(おめでたい日だから?)、毎年出してくださいます。

わたしにはちょっと甘すぎるんですが、先生がいつも炊いてくれたものなので、美味しくいただいています^^



お茶をやっていると、季節や時候というものを意識します。

季節ごとに使えるお道具や、出てくるお菓子が決まっていることが多いし、亥の子餅のように、これが出てきたら、「もう冬だなぁ」とか感じることができます。

体感的な暑さ寒さは、時節と似合わないこともありますが、それでも大切にしたいなぁと考えています。


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