『海街diary 4 帰れない ふたり』 吉田秋生著 2011年8月 小学館 月刊flowers 吉田秋生
吉田さんと言えば『BANANA FISH』が有名で評価も高く、わたしも大好きです。
吉田さんの作品の中ではその次くらいに好きかも知れません。
『BANANA FISH』は読むのに気合いがいるし、心してかからないと怪我するような作品ですが、『海街diary』の方は気楽に、友達に会うような感覚で読むことができます。
ストーリーは、鎌倉に住む少し家庭環境の複雑な姉妹の日常を描いています。
フィクションですが、友達や従姉妹の話を聞いているような親近感があふれています。
日常を描くマンガは、よっぽどキャラクターに魅力がないと飽きてしまいますが、その点で言えば、登場人物は皆、内面も背景も1人の人間として鎌倉の地に立っているような感じです。
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