技術はまだまだだし、できないこともありますが。
自分でできる程度のことを、授業時間外にちまちま作ってます。
家族にあげるためのアクセサリーも作りましたが、一緒に単なる自分の自己満足のためだけにEXOくんたちのロゴを作ってみました^^
クラスメイトたちにからかわれつつ、先生たちにアイドル好きなんて以外だと言われつつ、ちゃんと12個作りました。
いや~楽しかった~♥
漆の広報のために、僭越ながら工程説明も。
作り方はいろいろあるし、基本的にわたしは京都の方法を習っているので、他の産地や他の職人さんたちとは違う部分も多かろうと思います。しかも、漆を習い始めて1年程度の人ができる工程になってます。
素材はプラスチックです。手芸屋さんに売ってた球形のものです。4と5は3回くらい繰り返します。
一部に貝を貼ろうと思って、シート状になってる貝からそれぞれの形に切りました。べっくんとかルーくんなどの小さい丸い貝は、小さく粉々になっている貝の中から比較的丸いものを選び、角を落として丸くしました。丸を切り出すのは大変です。
貝は漆で貼りました。接着剤を使うこともあります。
漆を研いで、貝(あるいは模様など)を出すことを、「研ぎ出し」と言います。貝が薄いと出てきてくれません。
2回ほど繰り返すと、漆の表面と貝の表面の段差がなくなります。この状態を「面一(ツライチ)」と言います。今回は上塗りを1回しかしてないので、面一にはなってません。
ずれたら、テレピン油などで落としてからもう一度写します。
銀1号はとても細かい粉状です。号数が上がるにつれ、粉の粒が大きくなっていきます。
11と12で、違う点があることがわかるでしょうか…。ちょっと失敗しました。
ディオちゃん、左右対称のはずなのに、片方短いです。絵漆がしっかり固まってなかったんですね。上摺り漆を摺りこんだら、取れちゃいました;;
実は、チャニョのロゴの羽も片方短くなってます。この2人だけ失敗。他の10人はうまくいったのに…。
13、「1日2日置いて」と書きましたが、1日の方がいいです。書き間違いですm(_ _)m 11の工程の時に1日2日と言わず、2・3日置いた方がいいです。と学びました。
上摺り漆は2日以上経つと落とすことができなくなります。
1~14まで、だいたい1ヶ月ほどでできました。やる気に溢れてたんですね。
SMTの時の公式グッズにロゴのバッジがありましたが、あれくらいなら作れるかな? と思ったので、実際作ってみました。
クラスメイトには売れるんじゃない? と言われましたが、売りません。著作権持ってないし、公式以外のグッズは自分でも買わないようにしているので。
ただ自分が作ってみたかっただけの、自己満足な逸品です^^ そして、伝統工芸とか古いものとかのイメージが強いであろう漆でも、こういうのが作れるんだよ、ということを少しでも分かってくれたららいいなと思ってブログにUPしました。
他にもアクセサリーを制作中です。完成したら、またUPするかもしれません^^
※念のため。画像は持ち出さないでくださいm(_ _)m
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