東洋館と合わせて書くと、めちゃ長くなりそうだったので、2つに分けました。
本館では常設展のほか、『円空展』もしてましたが、こちらはあまり興味がないので、行きませんでした。
平成館の『王羲之展』は、新発見資料も展示されているとのことで、ちょっと見てみたかったんですが、1500円もしたので止めました。
本館
古いっぽいけど、きれいな建物で、入口や、順路の途中の休憩コーナーとかも装飾がきれいです。
上左は入ったらすぐ正面に見える大きな時計、上右は順路途中の休憩室と、下はその壁のタイルのアップです。
モザイクがきれいで思わずいっぱい撮ってしまいました^^
では、作品へ。本館でも写真が撮れました。
新年ということで、干支の巳にちなんだ特集展示がありました。
渡辺南岳 《十二支図》 江戸時代 (18世紀) |
十二支勢ぞろいの掛け軸。きれいで迫力があって、新年に飾るにはいい絵だなと思いました。毎年使えるし。
《蛇型容器》 地中海東部出土 (4~5世紀) |
置物かと思ったら、容器。入れ物?! 液体を入れるんだろうけど、絶対お猪口1杯くらいしか入らないでしょ? と思いました。
用途がよく分かりません。
それにしても、デジカメって自動でピント調節してくれるはずなのに、ボケちゃった写真;; わたしって写真下手くそすぎる…。
宗義 《自在置物 蛇》 昭和時代 (20世紀) |
「自在」というのは、自在に動く金属工芸品のこと。もともと甲冑などを作っていた職人が、需要が減ったあと作り出したもののようです。
写実的な上に関節などで動くということで、すごい技術だと思います。
蛇もこんなふうに自由に動かせるようです。自分で触って動かしてみたいですね。精巧でリアルです。
ここから、普通の(?)展示品。といっても、豪華です。作品的には普通ではありません。
明珍宗察 《自在置物 龍》 江戸時代 (1713年) |
蛇と同じ自在置物。龍なので、リアルとか本物みたいという感想はちょっとずれてますが、そのように感じました。
動かしてみたいです。
《文琳茶入 銘「宇治」》 中国・南宋~元時代 (13世紀) |
お仕覆を5つも持ってらっしゃる、とっても上等のお茶入です。美術館に収蔵されている時点で、もう歴史的にも美術的にも上等であることは間違いないですね。
首があって、まん丸のリンゴに似た形のものが「文琳茶入」です。
使いやすそうで、手になじみそうないい形ですね^^
《夜着 紺綸子地鳳凰唐草模様》 江戸時代 (18~19世紀) |
着物の形をしてますが、布団そのものです。
夜着といっても、もっと薄いものとかしか見たことなかったんですが、江戸時代後半にもなると、綿いっぱいの、贅沢であったかそうなものも出てきたんですかね。
重そうです。
なんかちょっと偏ってますが、面白かった展示品を載せてみました。
欧米の1日ではとても回れないような美術館ではないんですが、それでも大きいので、二館もうろうろして見回ったら、大分疲れました。
企画展や特別展もその時しか見れない貴重なものですが、常設展もいつもよいものが見れるので、たまには入ってみるのも楽しいです。
ランチを食べた上野公園内のパークサイドカフェで、フレッシュハーブティを飲みました。
ご飯とセットにしたら350円なんですが、とってもおいしくて、しかもお湯のおかわりも自由にできて、ご飯は全体的に(関西人にしたら)高めなんですが、こちらはお得だと思います。
小さい入れ物ははちみつです。
入れると風味が変わって、入れても入れなくてもおいしく飲めます。
普段、あまりハーブティは飲まないんですが、これはおいしいなぁと思いました^^
0 件のコメント:
コメントを投稿