@LISTEN by MYSTIC Entertainment
ライブ動画 → https://youtu.be/mlfXEKViRAg (ユ・ヒヨルのスケッチブック)
6月にリリースされたユン・ジョンシンさんのシングルです。MVが縦長なのは、スマホでちょうどよく見られるようにですね。
別れた女性に新しい彼氏が出来たと聞いた元カレの歌です。幸せそうで辛いよ、と未練の歌なんですが、それがまた、ジョンシンさんの声とも合って、切なさ倍増で心に響くんですよ。なんででしょうね。わたしは女で、そんな別れも経験したことがないし、自分に未練を残す男がいるとは思えないんですが、知らない所で人知れず、友達とか、周りの人には、大丈夫な振りをしながら、切なさに打ちひしがれている人が、きっと多いんでしょうね。
この曲、じわじわとチャートを上昇していって、ついに9月1日のMusic Bankで1位を獲得しました! 6月の曲が、活動も宣伝もほぼなく、1位! 8月最終週、何度か1位候補に上がっているのは分かっていましたが、本当に1位になるなんて、「ものすごい」ことだと思っています。
嬉しいのと同時に、"세로 (縦)"という曲を知っていて、同じくらい大好きな分、1位を取ることの意味というのを考えさせられます。
目に見える結果というのは、それがどれほど不正や不確定な前提に基づいていたとしても、やはり目に見えますから、強い印象を持ちます。
だけど、その裏に、もっといいもの、もっとすばらしいもの、より優れているものが埋もれてしまっていて、結果という強い印象の影に見えなくなってしまっているのなら、それはとても寂しいことですね。"세로"というのは、そういう順位付けについて、作り手としての感情を歌ったものです。
Wanna Oneが、音楽番組1位を15個取った、ということで、ファンは「すごい」と喜んでいますし、わたしもファンなので、もちろん嬉しいですが、高視聴率の番組から出たグループなんですから、これくらいの反応は予想の範囲内です。
そんなこと言ったら、じゃあ、1位を取る意味って? ということになるので、難しい所です。
Wanna Oneとユン・ジョンシンさんが1位候補に上がって、どっちが1位をとっても2位になってもtanaとしてはすごく嬉しいことですが、両極端な生まれ方、チャートの辿り方をした2曲の競争というのは、すごく複雑です。
考えさせられてしまいました。
が、なにわともあれ、とりあえず素直に"좋니"の1位とWanna Oneの15冠を祝いましょう!
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