@JpTrailers
http://www.ginsaji-movie.com/index.html
原作のマンガは読んでいませんが、見てきました。読んでないからこそ、どんな話かな? とお試し入門みたいなものとして映画を見てみようと思いました。
原作の荒川弘さんの作品は『ハガレン』と『百姓貴族』(以下、『百姓』)を持っていて、どちらも大好きです。だから、『銀の匙』も面白いだろうなぁ、評判もいいなぁ、と思いつつ読んでませんでした。
映画を見て、読んでたらよかったなと思いました。面白かったです^^
原作を読んでる人には八軒くんのキャスティングは不満らしいですが、演技力はともかくまぁよかったと思います。
ビジュアルだけで見比べたら、多摩子ちゃんのインパクトは映画も負けていませんでした。校長先生も。
『百姓』を読んでいても思いましたが、スーパーに並んでいる食肉がどのような過程で生き物から食べ物に変わるのか、その業務に携わる人以外、ほとんど知らないと思います。『百姓』で知ったこともたくさんあります。
だけど本当は誰もが知っていなければいけないことなのかもしれません。
映画の中には屠殺されるシーンもあります。うまく編集されているのでグロさはありませんが、きれいに加工されすぎかなとも思いました。仕方ないですが。
チラシなどにあるように「理不尽な」ことはなにも感じませんでした。
お米も野菜もお肉もお魚も、すべて命をいただいて生きているんだということを忘れずに、残さず美味しくいただくことが、小さいけどできることなのかな、と思います。
食物連鎖はサバンナやジャングルだけにあるのではありません。わたしたちはその頂点に立っていることを、映画やマンガなどを通じて、時に楽しく、知っていくことが必要だと感じています。
レディースデーや映画の日などに見るのにいいんじゃないかと思います。もちろんそれ以外の日でも。
以下、愚痴です。映画ともあまり関係ない内容ですm(_ _)m
個人的にマグロ解体ショーとシーシェパードなどの動物愛護運動が嫌いです。動物愛護は必要ですが、それらは得てして家畜動物には無関心だからです。
犬猫だけが動物ではないし、イルカやクジラだけが知能が高いわけではないです。牛や豚だって、死ぬときは痛くて悲しいはずです。魚だってそうです。
以前から「マグロ解体ショーがあるなら、牛解体ショーだってあってもいいのに」と思っていて、家族に言ったら「客は呼べないだろう」ということでした。だけど、両者に違いはないです。わたしにはどちらも眉をひそめるような光景です。片方が見世物となって、切り刻まれてるのを「おいしそう」と歓声を上げながら見ている状況は理解できません。
マグロと言わず、魚はある程度自分でもさばけるし、血もあまり出ないから、牛や豚ほどに「解体」するのに抵抗がないのでしょうか?
愚痴っても仕方ないし、他人より自分です。上にも書きましたが、食べ物になった生き物たちに感謝して、なるべく残さず、おいしくいただくことが個人的にできる、だけど大切なことだと思います。
とは言え、食べ物の好き嫌いはなかなかなおりませんが^^;
すべての生き物たちが、無駄に命を落とすことがない世の中になるように願っています。
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