2021/04/20

『Road to Kingdom』について



前回、『KINGDOM : LEGENDARY WAR』(以下=Kingdom)について、ブログを書いたのですが、それより以前に前哨戦である『Road to Kingdom』(以下=RtoK)について書くべきでした。別でも楽しめると思いますが、「RtoK」があってこその「Kingdom」だと思います。

もともと、PENTAGON(以下=ペンタ)とONF(オネオプ)が好きで、彼らが出るから見ようと思った番組ですが、結果的に全く違うグループにハマりました。

見ながら、見た後、振り返りつつ、ずっと書きたいと思っていたことを、ここで書こうと思います。あくまで個人的な、いちファンとしての意見ですのであしからず。

順序は「RtoK」を通して、わたしが好きになった順です。もともと好きなグループについては各所で述べています。各所にリンクを貼っているので、気になったら聞いてみてください。



○THE BOYZ


「RtoK」を通して、一番ハマったのはTHE BOYZ(以下=ドボ)です! この番組を見るまではあまり注目もせず、ただ「いい曲がある」(少年とNo Air)というだけの認識でした。個人的に、グループを好きになる時、ビジュアルよりも曲優先なところがあるので、ビジュアルがより注目をされていたダボをあえて避けていた面もあるかもしれません。それこそ偏見ですね(反省)。

"花郎"でも度肝を抜かれましたが、一番好きで驚いたのは『괴도 (Danger) 』↑です。何度見ても飽きません。構成も演出も、そして衣装も(とっても好み)、すべてすばらしいです。大好きです! 個人チッケムも面白いです。カメラに映らないところでいろいろ忙しそうにしていて、新しい発見があります。



"Reveal"はもちろんすばらしいのですが、"桃源郷" ↑(原曲 : VIXX)が大好きです。原曲とは全く違う編曲と世界観、独特な振り付け、ステージの流れもどれもとても素晴らしいと思います。つい引き込まれてしまうパフォーマンスです。ニューくん(ピンク髪の子)が美しいので、それだけでも見る価値ありです(←ただの新規ファン)。

彼らも番組を通して、「ファンが増えた」ことを実感してくれているようで、同じ新規ファンとしては良かったなと思います。

「Kingdom」への出演おめでとう! 活躍を願っています。(^^)




○Golden Child


「RtoK」を通して好きになったグループは、ダボだけでなく、Golden Child(以下=ゴルチャ)もいます。残念ながら2次競演で脱落してしまいましたが、そのステージ↑は脱落するようなものではありません。

洗練された秀逸な作品であり、カル群舞もあり、オーケストラをバックに、特別なダンサーなどは使わず10人だけで充分すぎるほど満たしたパフォーマンスは、彼ら自身が「ベストステージ」だと言ったことに間違いありません。どこを切り取ってもかっこいいです。

ただ、初見の一般人にはちょっとインパクトが伝わりにくかったかな、と思うだけです。最初の脱落は本当に残念で悲しいです。

"T.O.P. (原曲: 신화) "と同じような華麗なものではなく、90秒パフォーマンスの時のような強いものをしていたら、どうなっていたかな、と思ったり、ゴルチャが生き残って、コラボステージをしてくれたら、もっと面白かったんじゃないかな、といつも想像しています。考えても仕方がないことですが、つい思ってしまいます。

しかし、わたしはゴルチャが好きになりました! 「RtoK」に出てくれたおかげです。「Produce 101」のシリーズも好んで見ていたのですが、サバイバル番組というのは、順位が付く分、残酷な面もありますが、今まで知らなかった個々の魅力をアピールできる機会だと思います。その機会を、ゴルチャは十分に活かしてくれたと思います。




○ONF



日本人のUくん(=ゆうとくん)と、モンエクが誕生したサバイバル番組『No Marcy』(=ノモシ)に出ていたMKくん(=ミンギュンくん)が所属しているグループ! ということで、デビュー当時からいろいろ曲も聞いて、大好きなグループです。
ミンギュンくんが、『ノモシ』の時よりもずっと成長して、歌もラップもダンスもとても上手になってデビューしてくれたので、本当に嬉しくて、新曲が出るたびに聞いて、いつもいい曲出すな、と思っていました。

ですが、自分が好きなのと、世間での認知度、評判、順位というものは比例しません。彼らはあまり機会もなく、注目されずにいて、とても残念でなりませんでした。自分が好きならそれで良い、と思うこともあるのですが、やはりK-Popグループにとって、「音楽番組1位」「音源チャート1位」(あるいは上位)というのは特別な意味があるのだと思います。

なので、ONFが「RtoK」に出るというのは、嬉しくもあり、複雑でもありましたが、結果的には良かったと思います。

↑に貼っているのは"It's Rainning"(原曲 : Rain)です。原曲を知らない、ということもありますが、ONFの"Complete"がマッシュアップされていて、とても爽やかで彼ららしい曲になっています。

1次競演の"Everybody"は実力の高さが見えると思うし、ファイナルの"New Wold (新世界)"は彼らの楽曲の良さがよく出ているので、とても好きなステージです。ちなみに、"New World"のオープニングにある映像は、"Why"のMVにあるものです。曲もMVも良いので見てみてください。




○Pentagon


もともと好きなグループと言っても、わたしは熱心なファンと言うほどではないです。
好きの一番の理由はジノくんの存在です。彼がS.M The Balladでプレデビューした時から知っているので結構思い入れがあります。コンサートに1度だけ行ったことがあるのですが、「シノンくんは王子様」という印象を持って帰りました。メンバーの作る曲も好きだし、もちろん安達くんも応援したいのです。

コンサートに行った頃や、『Demo_01』『Demo_02』という大好きなアルバムの頃が、いい思い出になってしまいました。

少しずつペンタの曲が好みから外れていって、聞くし、いい曲だとは思うけれど、聞きたいのはこれじゃない、みたいな完全に自分都合で離れていった感じで。"Shine"や"Dr.BeBe"なども、良いけどなんか違う感があり、好きなグループなのに、自分が悪いことしてるみたいな、後ろめたさがありました。

「RtoK」はそれを目で見て実感しました。最初から最後まで。かっこいいし、良いステージだったとは思うけど、強さやエネルギーが全面に出ていて、ちょっとついていけないのです。

強いイメージと言えばMonsta Xです。3次競演では"Follow"をカバーしていましたが、こちらは原曲が好きすぎるのと相まって、ファラオコンセプトは受け入れられませんでした。コンセプト自体は面白いと思うし、昇華できていたし、歌やダンスの実力も十分です。けれど6組中5位だったのは、わたしのように受け付けない、という人が多かったせいかな、と思います。実力も、誰よりも頑張って準備したことも、そこは別に疑っていないです。

グループの絆が強く、問題(と捉えるかどうか疑問は残る)があっても乗り越えて、ジノくんもペンタゴンにいて幸せだと言っていたし、ペンタゴンのジノくんを応援できることは嬉しいです。
グループイメージを元に(わたしが好きだった頃に)戻してほしいとは思っていないです。彼らが行く方向性、見せるイメージは彼ら(と事務所)が決めることであって、ファンが決めることではないです。
彼らがどんな曲で活動しようと好きでい続けることができない自分が、ジノくんを好きだと言っていいのかな、という思いはあります。


"Basquiat"↑を歌う彼らには、悲壮なほどの覚悟が見えます。ならば、誰かが離れていっても、自分たちの道を突き進んでほしいです。「RtoK」でペンタゴンを好きなった、という人も必ずいるはずですから、これからも負けずに頑張ってほしいです。




○VERIVERY


「RtoK」で見るまでは、知ってるけどあまり聞かない、というグループでした。だけど、この番組のおかげで彼らの良さや強みを知ることができて、よかったなと思いました。事務所の先輩、VIXXとは違う魅力があります。知っている曲はまだ少ないですが、今の所、"Thunder"が一番好きです。

彼らの強みは、カル群舞とカンミンくんでしょうか。誰からも好かれる顔天才の末っ子ちゃんです。でもドンホンお兄ちゃんの存在とご指導あってのベリベリだそうなので、これからも仲良く、元気に成長していってください。ミンチャンくん、すぐに治るようなものではないけれど、早く戻ってくれるといいですね。

2次競演の"Photo"のステージも独歩的ですばらしいので、ぜひご覧ください。




○ONEUS


「Produce 101 - Season 2」を見ていたので、ファヌンくん、ゴニくん、ソホくん(当時はイ・ゴンミン)は知っています。他のメンバーも番組のおかげで、顔と名前が一致します。ファヌンくんは当時から小さくてもダンスが上手な子でした。↑の"LIT"もリリースされた時、楽しいいい曲だと思っていました。でも特に好きでも嫌いでもなく、注目はしていませんでした。
「RtoK」を経ても、特にそれは変わりませんでした。残念ながら。嫌いじゃないです。(^^;)

でもファンタジーの世界観の表現が上手で、うまくハマっていると思います。ロミオとジュリエットをコンセプトにした"Be Mine (내꺼하자)"も、ファイナル競演の"COME BACK HOME"も、ストーリーがよく伝わってきて、映画のようなとてもすばらしい出来栄えです。

リーダーが特にいない、という珍しいグループで、ラップやボーカルも一応あるけど、皆が柔軟に対応可能という実力の高いメンバーたちなので、今後もさらに自分たちの持ち味を生かして活躍してくれるといいなと思います。




○TOO


番組にTOOが出ることは、Mnetの依怙贔屓以外の何でもないと思います。彼らもそれをわかっているから、良くない声があると言っていました。そんな声や視線を覆すような実力とステージを披露してくれたと思います。

でも、わたしは今も、「他にもっとグループがあっただろ」と思っています。新人だけど上手と言っても、今、実力が伴わない新人グループはいないです。完璧なまでの実力と、人よりいいビジュアルがなければ、デビューさえできないでしょう。Mnetの番組でデビューしたので、Mnetに贔屓されてもいいですが(彼らのせいではないし)、プデュ事件もあるし、もやもやします。

↑の"Rising Sun"は原曲(東方神起)が大好きだったわたしでも、かっこよかったし、変えた振り付けもよく合っていて良いと思います。この時の点数に助けられて、2次競演で6位と生き残りましたが、3次競演で2番めに脱落しました。

その3次競演。ベリベリと組んだコラボステージの"ON" (原曲 : BTS)は、2組17人全員出ていて、加えてバックダンサーもいたので、いくら何でも人数が多すぎると思いました。ドンホンくん、本当にお疲れさま。
GOT7の"Hard Carry"のカバーステージは、正直イマイチでした。見せ場や編曲が中途半端な感じがしました。原曲が、というよりわたしがGOT7を好きすぎるので、辛い視線も仕方がないです。

最近、TOOからTO1にグループ名が変更になりました。プデュ事件で反省していないらしいCJがやらかした感じがします。名前を変えてでも続けたいということだと思います。せっかく「RtoK」で頑張ったのだから、今後も強く生きていってください。







7組分書いたら、けっこう長くなってしまいました。でも書いてすっきり。

『Queendom』にはなかった前哨戦があっていいのかとか、交渉が難航したしたからの前哨戦なのかとか、いろいろ、Mnetですから、あるとは思いますが、個人的には楽しめたし、新しく好きになったグループもできてよかったと思います。逆に、苦手が顕著にでたグループもありますが、それはそれ。仕方がないと思っています。アイドルに限らず、他人が自分の好きなところだけを見せてくれる訳はありません。

パフォーマンス動画はYouTubeでいろいろ見られるので(公式非公式、溢れてます)、「Kingdom」が始まったことで興味を持った方は是非ご覧ください。1位の日の目を見なくても、実力があって頑張っているグループはたくさんあるのだと、気づくきっかけにもなると思います。

最後まで読んでくださってありがとうございました。(^^)


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