2017/06/30

『神の宝の玉手箱』 於:サントリー美術館



24日に行ってきました。

サントリー美術館が唯一所蔵する国宝〈浮線陵螺鈿蒔絵手箱〉の修理後初公開の展覧会です。美術館が東京ミッドタウンに移転後10年を記念する展覧会(第2弾)でもあります。

これに行った理由はただ1つ、国宝になるほどの螺鈿蒔絵手箱を見るためです。わたしは漆を勉強して、現在ほそぼそと自分で作品作りをしていますので、蒔絵とか螺鈿とか、漆器関連の展覧会は行くようにしています。どんなジャンルであっても、何かを作る場合、先人たちの素晴らしい作品を見ることは、必ず自分の糧、力量(の一部)になります。

国宝1点とそれ以外、かと思っていましたが、そこはサントリー美術館を舐めてました。すみません、ってお詫びしたいくらい、すばらしい漆器手箱がいっぱい展示されていて、「手箱」とは、「玉手箱」とは、「神宝」とは、そういうことが理解できるすばらしい展覧会でした!



国宝 〈浮線綾螺鈿蒔絵手箱〉 13世紀 鎌倉時代

こちらが今回のメインです。「浮線綾」というのが箱全体にある文様のことです。「螺鈿」はアワビや白蝶などの貝を用いた技法、「蒔絵」は金粉や銀粉を撒く技法のことです。漆器の伝世品というのは名前を見ればどのような技法なのか分かることが多いです。

一番上の画像、バナーの画像なんですが、そこに「政子も魅了!?」って書いてありますね。これは、北条政子が蒔絵手箱を7つ愛用していたと伝わっているからです。そしてこの〈浮線綾〉がその1つである、と箱書きにあるそうです。ただ箱は江戸のものなので、真偽は不明です。でも、最初の部屋に手箱がずらっと展示してあるのですが、それは、本当に7つあったなら、それはどれだろうな、と学芸員がピックアップしてみたそうです。室町とか、時代が違うものがあるから、本当は違うんだけど、でもそういう試みはすばらしいです。



貝以外のところは、金箔を貼っているのではなく、金粉を隙間もムラもなくびっしりと蒔き詰めた「沃懸地(いかけじ)」という技法です。金箔貼ったみたいにすごく金がきれいです。

蒔絵ってけっこう難しいんですよね。本当に撒くように粉を落としていくのですが、下手だとムラができちゃう。漆を薄く塗った上に蒔きますが、その漆を塗る段階からムラなく薄く、適度に乾いた時に蒔かないといけません。

子供からお年寄りにまで対応した「やさしい解説」というものにちょうど参加することができて、そこで説明がありました。螺鈿、貝の部分は、全体で13パーツに分かれているそうです。貝の厚みが0.5、0.6くらいと言っていたので、中摺り(漢字があっているか自信がない)。貝は厚いほど、切るのが難しい! 今は糸鋸で切りますが、昔はどうしていたんでしょう。螺鈿好きだけど、わたしがいつも使うのは、針で切ることができるくらいの薄貝(0.2、3 mm)です。

〈浮線綾螺鈿蒔絵手箱〉 蓋裏

21日~26日限定で蓋裏が展示されていました。箱の中も見れる。布が貼ってあります。たった5日間限定、めちゃラッキー! 縁までいろいろな花が描かれています。これも蒔絵ですね。繊細で細かくリアルに描かれていて、とてもすばらしいです。



手箱というのは化粧道具などを入れる入れ物の箱、玉手箱となれば、装飾された最高級の漆芸品で、実用ではなく神社などに宝物として奉納されることが多かったそうです。

宝物として大切に保管され伝世してきたものなので、痩せてヒビが少しあったとしても、少しだけだし、とてもきれいないものでした。

面白いのは、奉納する人物の身分や奉納先の神格によって、技法に差がつけられているらしいこと。細かいことまでメモってないし、覚えていませんが、沃懸地は最高の技法。身分の高い人が神格の高い神宮などへ奉納したもので、梨地は下の方の技法でした。それでも神宝として神さまに奉納するのだから、すばらしい技術で技法で作品であることには違いないですが、そうした格差が設けられていたことが分かるということが、とても興味深いです。



国宝 〈桐蒔絵手箱および内容品〉 1390年頃 南北朝時代

神宝として奉納されるものであっても、中身はちゃんと化粧道具です。これら中身も最高技術の漆芸品です。奉納されるものだからこそ、伝統にのっとってちゃんと全部入れるということも考えられます。こちらは「熊野速玉大社古神宝」の1つ。この「熊野速玉大社古神宝」と呼ばれるものは、まるごと国宝指定されているようです。そりゃそうでしょうね。14世紀、宮中で使用されていた道具類の最高級品がまとめて伝世されているなんて、そうそうありません。同じように展示されていた「熱田神宮古神宝類」というのは重要文化財なので(←それでもすごい。比較は本来無意味)、熊野速玉大社に伝世した品々の質量の重要度、充実度がどっか違うんでしょう。



〈類聚雑要抄指図巻 第六巻〉 19世紀 江戸時代

宮中で用いられる道具類や配置などを事細かに指図した図の巻物、その第六巻。手箱の中身が描かれた部分が展示されていました。その中で、「櫛二十枚」って書いてあるんです。多くない? って正直思いました。櫛って大事なものだったのかな、そんなにたくさん一度に使うのかな、とちょっと不思議です。




国宝 〈秋野鹿蒔絵手箱〉 13世紀 鎌倉時代

出雲大社が所蔵する国宝の蒔絵手箱です。今回の展覧会で一番気に入った作品です。298個を用いて、秋の野に遊ぶ鹿の親子、小鳥などを描いているそうです。数えたんだね、と思いながら。13世紀に出雲大社に奉納されたものと、ちょうど昭和と平成の変わり目くらいの時期に、螺鈿の人間国宝、北村昭斎氏が再現した復元品、どちらも展示されています。貝の形が全部違うそうです。


こちらは展示の様子の写真。古い方の展示は、一番最初の部屋です。いきなりどどんと美しい漆器がお出迎えしてくれて、びっくりして、その部屋だけ何往復もしてしまいました。



復元品は3階と2階の展示室の間のスペースにトピック展示として展示されています。復元、模造と侮ってはいけません。伝統工芸品の場合、復元することはとても難しいのです。造れる技術を持っている人がそもそも少ないし、最高級品として作られたものなのだから、現代においてもそうでなくてはならないのです。何百年昔から伝わっているものだって、とてもすごいしきれいだし、すごくいいんだけど、新しいものはピカピカでとってもきれいなのです。

古いものだってうっとりするくらいきれいだったのに、新しい人間国宝が造ったものとなると、それはもう美しいのです。

14世紀にそれだけの技術があったこともすばらしいことですが、それが現代にまで伝わり、模造することができる、より良い水準で再現することができる、ということがすばらしいことです。



ここに、今は本物は失われたけれど、詳細を描いた絵図から再現された〈雛菊螺鈿蒔絵手箱〉も展示されていました。大正3年(植松包美氏作)、昭和8~11年(北村昭斎氏作)、それぞれに再現されたものが2種類。これと、再現の元になった絵図も。この3つを見比べてみたら、すごく面白かったです。大正3年の方は内容品も一緒に再現されています。昭和のものの方が繊細な感じがしました。絵にそっくりなのはこちらです。豪華さは大正の方かな? 手箱と同じ時に作られたと言われている硯箱が鶴岡八幡宮に伝わっていて、大正の方はそれに似せているというか、それも参考にしたのだろうと思われます。


この画像は硯箱の方なので、今回の展覧会にはもちろんないし、関係ないっちゃないんですが、図像の参考に。かわいくて、きれいです。手箱と硯箱、セットだったんだろうなと思うくらい、絵はそっくりです。



重要文化財 〈菊蒔絵手箱〉 14世紀 南北朝~室町時代

こちらも最初の部屋に展示されている手箱です。金が散りばめられているような、蒔絵以外のところは梨地です。沃懸地よりランクが下に見られていたって、これもとってもすてきな技法です。むしろわたしは、梨地が好きです(←どうでもいい)。




美術館学芸員へのインタビューです。面白いし、展示を見る上で参考になります。



とんでもない充実度溢れる展覧会でした。最近、漆器の展覧会ってあまりないですが、これほどまでにたくさん、しかも最高級の漆器を一同に見られる展覧会もありません。手箱や神宝にしぼった所も見やすく分かりやすい所以だと感じました。

漆器、漆芸品というものが、どれほど様々な表情を見せてくれるのか、どれほど多彩な技法があるのか。もちろん、「きれいだな、すごいな」と思って見るのもいいですが、どうやって描いたのだろう、とか、どんな思いを込めて奉納したのだろう、とか、そんなことも考えながら見たら、より豊かな感覚を受けることができるのではないかと思いました。

きれいなものを見に、行ってみてください! おすすめです^^


2017/06/26

GOT7 Arena Special 2017 "MY SWAGGER" in 代々木競技場第一体育館  part.2

photo by tana

さて、part.2です。

part.1で書き忘れたことが1点。一番最初、会場のライトを全部消して、ピンスポットだけで照らされてのダンスパフォーマンスがありました。くるっと一回転するの、ジェクかな? ちょっと失敗したっぽいけど、ちゃんどダンスできていたから怪我はなかったと思います。あれもかっこよかったです♪

13 Q

14 딱 좋아 (Just Right)

@jypentertainment

この歌も好きだけど、この動画も大好き! マクさんのピンクタンクトップ最高。

聞いていて思いましたが、GOT7の歌って、「自分たちらしい」とか、「ありのまま」とか、そんなメッセージが多い気がしてきました。飾らない感じ。そういうところも、彼らが好きな理由だろうな、と思ってきました。

もっと近くに行きたい、ということで、この2曲はトロッコに乗って、客席の後ろの方まで行きました。アリーナとスタンド1階はすごく近くで見れたと思う。わたしの席は2階のほぼ真横だったので、遠かったけど、ライブの場合、もちろん肉眼でよく見える方がいいに決まっているんだけど、音楽が聞けて、そこに本人たちがいるということが分かっていれば、すごく楽しめるんです。ライブというのは、本人たちを「見に」行くのではなくて、「会い」に行って、音を楽しむ場所であるからです。

でもまあ、アリーナで見たいけどね。わたしはアリーナ運がないんです。

15 Paradise

@GOT7

この動画はスペシャルでサービスな感じなので3人だけだけど、この歌をライブでしたのは初めてだそうです。いい歌で、大好きです。大人セクシーって感じ。

MC (ハングル講座)

某公共放送で出演していますので、ライブでも教えてくれました。っていうか、わたし今現在、韓国語実際に習っているので、面白かったです。

弟チーム(ユギョム・ベンベン・ヨンジェ・ジニョン)の4人が日本語と韓国語で自分の魅力について教えてくれました。25日は兄チームの3人がやったのかな。

ユギョム → キュートな笑顔=귀여운 미소 [キヨウン ミソ]
ファンの皆さんに見せてあげて、ということで何度も「キュートな笑顔」をやってくれました。何度もすることになったのは、何度もメンバーから駄目だしをくらったため。「なんで~」とむきになりながらも、やっぱり何度もやってくれて、何度もかわいさを見せてくれました^^

ベンベン → ムキムキの筋肉=울퉁불퉁의 근육 [ウルトゥンブルトゥンエ クンニュク]
自己紹介で「皆さんのもやし、ベンベンです」といつも言っているので、なぜここで「筋肉」なのか。「울퉁불퉁」が上手く言えなくて、メンバーから「韓国語がんばって」と言われていました。わたしも言おうと思っても、すごい難しい発音です。

ヨンジェ → 美しい歌声=아름다운 노랫소리 [アルンダウン ノレッソリ]
彼の魅力はやはりこれ! わたしがヨンジェを好きな理由も、彼の歌声が一番の理由です。あとはかわいいところかな。「うたごえ」を「うつごえ」って間違えっちゃって、1人で爆笑してたのが、すごいかわいかった~♥ ヨンジェ作曲の"トラウマ"をワンフレーズ歌ってくれた! みんな知らないよ、って言ってたけど、みんな多分知ってるよ。彼は自分の曲をいくつかSoundCloudにUPしています。ガイドとか。

ジニョン → 優しさと筋肉
優しさにどの韓国語を当てはめたのか、忘れちゃいました。日本語の「優しい」に相当する韓国語はいくつかあるので、辞書で見ても思い出せない…^^; せっかく教えてくれたのにごめんよ。正直よくわからん魅力ではありますが、本人も「この台本書いたの誰!?」って笑ってました。

16 니가하면 (If you do) (Sexy Ver.)

@MBCkpop

ちょっと違うけど、だいたい一緒。こういうバージョンもいい。セクシーなのも、段々堂に入ってきたと思います。

17 NEVER EVER

@jypentertainment

この歌も大好きです。イントロだけで、震えます。わたしは掛け声よりも歌っちゃう方なので、周囲と声を出す所がちょっと違います。一緒に歌えるのがライブのいいところでもあります。というか、そもそも応援の掛け声を覚える気がない、という問題もあります。



アンコール

MEET ME (MV Back Stage Ver. By BamBam)

18 離さないで

MC

"MEET ME"という曲をGOT7は本当に気に入っているようです。MV含めて3回聞きました。何度聞いても良い曲です。ファンも大好きな曲ですから、本当に「JBさん、ありがとうございます」ですね。

ここでもアリーナのような広い場所で公演ができることを、アガセに感謝していました。ZeppはZeppでいい場所だし、その広さの良さとか、その広さだからできることもあってとても良いけれど、広いステージで会場で、また違う良さがあったとJBが話してくれました。ベンベンは「来年、東京ドーム行きましょう!」って言っていたけど、いつか必ず行けると信じています。来年じゃなくてもね^^

ジニョンがですね。「どんな状況になっても、皆さんを思います。皆さんの男ジニョンになります」って言う男前なことを言ってくれまして! なんて男前なことを言ってくれるんだ、この野郎! って感じです。それで身悶えたわたしは、ほかのメンバーのコメントを忘れるっていう失態を犯しています。

この日、会場にはメンバーのご両親が大勢来ていました。マーク、JB、ジニョン、ユギョム(マクとJBの名前が出たのはちゃんと覚えている)だったかな? ご両親たちは結構会場に来ることが多いです。息子の仕事に合わせて、海外旅行を楽しんでいらっしゃるご様子で、家族仲が本当によさそうで微笑ましいです^^

19 MY SWAGGER
20 Girls Girls Girls

またトロッコに乗って後ろの客席まで。サインボールか何かを投げていました。韓国のデビュー曲"Girls×3"はタイトルのところを「一緒に」って言ってマイクを向けてくれたので心置きなく歌うことができました。最初聞いた時はいまいちな感じでしたが、くせになるというか、数年後に回り回って来るというとんでもないスルメ曲でした。

21 AROUND THE WORLD

@GOT7 Japan Official YouTube Channel

3年でよく成長したものだと、アラサーは感心しきりです。そんなことは置いといて。

アンコールのこの3曲で、今回のステージというかライブの趣旨が分かった気がします。GOT7の始まりから現在まで、日本だけでなく韓国も含め、彼らの全部を見せてくれたんだと感じました。ガッセが見せられる彼らを全部、アガセが見たい彼らを全部見せてくれた。ソロやユニットは個人の力量であって、でもそうじゃなくて、今回はガッセ。個人があってガッセなだけど、やっぱりガッセっていうものを見せてくれたんじゃないかな。集大成のステージ、たくさんの意味がこもったステージ、という感じがしました。

2時間半あっという間で、すごく楽しかったです! 短いというかライブとしては普通くらいの長さなのに、ものすごい充実感。いつにない充実感。

いつか絶対DVDにしてくれるはず、と願っています。そうじゃないともったいない!

すごくはしゃいじゃって、すごい疲れました。K-Popのライブでこんなに汗かいたの初めてです。アゲアゲノリノリな歌が多いので、自然と腕が上がっちゃうし、ただでさえ、音楽が流れれば、身体が動いちゃうのに、歌詞の中に、「手をたたけ」とか「踊れ」とか盛り上げるものが入っているから、やっぱりはじけちゃったんです^^






というか、わたしは今、病気療養中で、仕事もできない状態なのに、「楽しいと思うことを、疲れてもいいからやればいい」ってお医者さんに言われているから、じゃあ、コンサート行ってみよう、見たい展覧会もあるから東京行こう、って思って実践してみたことなんです。東京に出発する前はすごく不安でした。行ったことのない場所と、新しい出会いも予定したし、久しぶりのコンサート、初めて行くグループで、楽しみだけど、不安が大きかったです。

でも、実際に行ってみたら、すごく楽しい、しか感じなかった。帰ってきて、東京での2日間がものすごく幸せだったと感じました。「幸せ」という言葉はもちろんずっと知っていたけど、初めてその言葉の本当の意味を知った気分です。大袈裟かもしれないけれど、本当に、そう感じました。東京から金沢経由で福井まで帰ったんですが、金沢の友達にも会って、めちゃおいしいお寿司も食べながら大事な話をして、それで帰ったから余計に感じるのかもしれない。

病気だから、幸せの基準が下がっているのではないです。些細な事で、幸せを感じるようになった、ということでもないです。ただ、今まで何度もしてきたこと、見てきたこと、体験してきたことが、どれほど自分にとって必要なことで大切なことで、幸せなことだったかを、改めて実感したのだと思います。

ものすごく疲れているんですけどね。病院と韓国語教室と実家に帰る以外、外出さえしないのに、いきなり東京行ってコンサートなんだから、疲れるに決まってます。でもその疲れは、感じることが出来た幸せとイコールか、むしろ幸せの方が大きいと思います。疲れてるんだけど、全然苦じゃないというか。

とても意味のある東京旅行であり、コンサートでした。コンサートで楽しんだのと同じくらい、展覧会も意味のあるものだったし、友達、そして新しい出会いも、今の自分にとって必要なものでした。

ライブレポの中で書く内容じゃないけど、多目に見てください^^; それだけわたしにとっても大切な思い出のライブだったんです!



GOT7 Japan Tour 2017告知映像

@GOT7 Japan Official YouTube Channel

行きたいな、と思います。Zepp Nambaと武道館。Zepp3日間するなら、アリーナツアーでもいいと思うんですが、どうでしょう。アガセに入って、小鳥ちゃんのペンラ欲しいです。今、ファンクラブ入るか、真剣に悩んでる所。CARAT更新するんじゃなかった、って本気で酷いこと思ってる自分…orz セブチ熱、冷めるの早かったな。EXOより早かったw

ショーケースでなくツアー決定おめでとう! どれかには行きたいです^^

すごく長くなってしまったレポですが、最後まで読んでくださってありがとうございます! 次は、展覧会レポです。2つ行って、2つとも最高でした!

GOT7 Arena Special 2017 "MY SWAGGER" in 代々木競技場第一体育館  part.1

photo by tana

24日と25日に開催されたGOT7のライブに行ってきました! 24日だけの参加でしたが、本当に本当に本当に最高でした!!

わたしはライブが好きなんだな、GOT7の歌が好きなんだな、彼らが好きなんだな、ということを実感しました。分かっていたことだけど、改めて心身に刻み込みました。

覚えている内にレポを、と思っているのだけど、本当ははしゃぎすぎてあまり覚えていないという惨状…。どうにかセトリを手に入れ、それに沿って思い出しながら書いていきます。初アリーナのスペシャルステージって感じで、タイトル曲のオンパレード。日本語だけかと思ったら、後半は韓国の活動曲と準活動曲もあり、最後でまた語りますが、彼らの集大成というか、GOT7というものを見せてくれたライブだったと思います。



1 MY SWAGGER

@GOT7

いきなりこれ! ライブだとさらに盛り上がる曲です。「ユッフー」って一緒に言うと楽しい^^ 

2 GOTurLUV
3 Yo モリアガッテ Yo

MC

4 STAY

ヨンジェが一番好きな曲らしい。青春の恋の良いとこと切ないとこを感じさせてくれる曲で、わたしも日本語曲の中では好きな曲です。みんな歌えるって分かるし。

5 SO LUCKY

6 LAUGH LAUGH LAUGH

@GOT7 Japan Official YouTube Channel

日本語曲で一番好きなのはこの曲です。MVはShort Ver.しかなくて、すごく残念。2メロ最初のジニョンパート「僕の世界を変えるのは、君だけに許された魔法なのかも」ってところが一番好きです。ジニョンが歌っているということもあるし、メロディもツボだし。あとは、一瞬終わったかと思わせて、まだ続くところ。本当に大好きな曲がライブで聞けて、本当によかったです。

後のMCで言っていたけど、久しぶりに披露したそうです。ライブで毎回歌って欲しいくらいです。

GOT7を見ただけで笑顔になれるけど、笑顔が見たいとか歌われるとさらに最高です!

7 MEET ME
8 LOVE TRAIN

MEET ME (MV)

"LOVE TRAIN"ではけた後、このMVが流れたんです。MVがあったの? ってびっくりしたけど、今回のライブのために新しく撮ったらしいです。いい仕事してくれる! すごいかわいいし、かっこいいし、2jaeも好きだけど、ユギョム×ジニョンの組み合わせも好きなんです。

早くYou Tubeで上げて欲しい! サプライズしてくれただけでも嬉しいけど、あのすばらしいMVは全世界で共有されるべきものだと思います。

9 ANGEL

10 Sky Way

この歌も大好き。やってくれるんだ! と思って、すごい興奮しました。ベムのラップが最高です♪

MC

今回、初アリーナということで、今までしてきた中では一番大きい会場だと思います。日本デビューした時の目標が、アリーナでコンサートすること、だったらしく、それが叶って、本当に嬉しい、と何度も言っていました。

あと、"MEET ME"はJBがガッセのために、ガッセのイメージに合わせて作った曲ということで、メンバーも気に入っているらしく、リーダーに感謝しているそうです。会場のみんなで「JBさん、ありがとうございます」って言いましたww 「JBさん、愛してる」ともww 愛してるってあんな大声で叫んだの、生まれて始めてですよ。そんな機会を作ってくれて、メンバーたちありがとうね^^

僕たちに「愛してる」はないの? ってジニョンかマークだったが聞いて、JBさん、ちゃんと「愛してるけど」って言ってました。必ず「けど」がついて、「女が好きです」ときっぱり。2回か3回くらいは言った。そりゃそうだ。メンバーに「愛してる」って言った所で、それを恋愛と勘違いする人はいないと思うのだけど、そこら辺気になるのかな? 男JB、大好きです♥

11 FLY
12 Hard Carry

MC

"FLY"と"Hard Carry"のくだりが一番ハードらしいです。確かに彼らの曲の中で一番ハードなダンス曲は"Hard Carry"です。「FLIGHT LOG」のコンセプト3部作はどれも好きだけど、一番は「TURBULENCE」です。このアルバムが一番完成度が高いと思っていて、今でも車の中でよく流しています。



長くなってきたので、part.2に続けることにします^^

2017/06/13

170609 - PRODUCE 101 season2 [9회]

毎回ちゃんと見ていた訳ではないですが、MnetからUPされる動画は、ちまちま見ていました。Season1と同じく、35人の練習生によるオリジナル曲のポジション評価です。全5曲。この番組の良い所は、デビュー後の過程を、練習生の立場で味わわせてあげているところだと思います。

今回は、5曲の個人的な感想です。



"NEVER"

@Mnet K-POP

一番気に入ったのはこの曲。話題になるだけあって、この曲、すごく好きです♫

ペンタゴンのフイくんが作った曲だと言うことですが、彼もまだ新人と呼ばれるくらいのキャリアだけど、はやり曲作りの才能はキャリアに関係なく、個人に備わっている才能であると思います。

ミニョン、ものすごくかっこいい! 最初、彼が出てきただけで、「終わったね」って言っている子がいますが、それだけ印象的な登場、表情ができるということです。ジョンヒョンは独特の低い声で、今回はその声がすごく曲と合っていて、曲の良さも彼自身の魅力も引き出せた感じがしました。メインボーカル担当のキム・ジェファンはソロ向きじゃないかな? イ・デフィはぜひグループとしてデビューするのがいいと思います。

そして、わたしの推しはオン・ソンウです。今回はちょっと化粧が濃すぎ。彼の声も、舞台での表情もすごく好き。かっこいい^^ このまま11位以内をキープして、ぜひデビューして欲しいです!



"열어줘 (Open Up)"

@Mnet K-POP

この曲が一番観客の評価が良かったのか、Mカで披露した分です。Mnetの強みですね。

カン・ダニエルがかっこいい! ピンクの髪の時はそこまでいいとは思っていなかったんですが、この舞台はめちゃかっこいいですね。1位おめでとう。

ケンタくん、この舞台を最後に脱落してしまって、とても残念です。練習期間もまだ短いし、まだ若いので、ぜひ今後もがんばって、デビューしてほしいところです。日本人も韓国でデビューすることが増えてきました。日本でアイドルと言うと、系統が限られているので、それなりに世界でも認知されているK-Pop歌手の方が魅力に映るのだと思います。



"Show Time"

@Mnet K-POP

ニューディスコジャンルの曲。明るくかわいく、良い曲です♪

ユン・ジソンがここまで上位に来るなんて、誰も想定していなかったに違いない。本人だって、前回の3位に驚いているくらいなので。けど、彼は、すごく舞台映えするタイプだと思います。あくまでも個人的な意見ですが、メインボーカル担当のパク・ウダム、それから期待されていたキム・サムエルは、どこか惜しい感じがします。何か、というのは分からないけど、何かね、という感じ。顔の良し悪しではないはず。

イ・ウジンくんはまだ若すぎるけど、大人になったらかっこよくなるんでしょうか? そこら辺は、わたしにはよく分かりません^^;



"I Know You Know"

@Mnet K-POP

ファンクであり、シンクポップジャンルの曲。最近の、何とかジャンルというのは知らないものが多くて、よく分かりません。嫌いな感じじゃないです。

チャン・ムンボクも脱落しました。彼に関しては残念という感じはないです。出落ち感、半端なかったし、ここまでよく持ったな、という感想です。個人的に。彼はアイドルじゃなく、普通にヒップホッパーとして活動したらいいと思います。



アイドルっていうのは、歌手とかラッパーとかダンサーとか、それとはまた別の、もっとキラキラした、普通の職業とは全く別物の仕事だと思っています。



"Oh Little Girl"

@Mnet K-POP

かわいい系のHip-Hopジャンルの曲。チェ・ミンギとパク・ジフンのいるグループ。かわいいのをさせたら、この2人以上に上手な子はいないかもしれないです。でもミンギはものすごくかっこいい子なんです。

メインボーカル担当のチョン・セウンは、そこを任されるだけあって、歌が上手だと思います。ペ・ジニョンも上位にいる子だけど、今回はあまり目立たなかったです。個人的に注目していないという理由が大きいかもしれません。



https://youtu.be/skd3BAu5cJc

最新順位はこの動画他、いろいろUPされているので、確認してみてください。ケンタくんがとにかく残念ですが、Nu'estの4人が最後まで残ってくれたのは良かったです。

あとは、最後の生放送とデビューする11人の発表のみです。最後まで、がんばってね!!

2017/06/05

2017 月刊ユン・ジョンシン5月号 "여권 (Passport)"


@월간 윤종신

この曲もしっとりとしたバラード♫

この曲は、"출국 [出国]"と"도착 [到着]"に続く「飛行機シリーズ」の曲だそうです。"출국"(2001年)はハ・リムさんのソロ曲で、ジョンシンさんが作詞。"도착"は月刊ユン・ジョンシンの2012年5月の曲です。歌っているのは、パク・ジェジョンさん。

乗り物にまつわる歌はいくつもありますが、飛行機ほど遠くへ行けるものもなく、それだけに話や夢が広がるのかもしれません。






遠くへ行きたいなぁ、と思う反面、今の場所に引きこもっていたい気持ちが日ごとに変わって表れてきます。

2017 月刊ユン・ジョンシン4月号 "살아온 자 살아갈 자 (Fossil & Rookie)"


@월간 윤종신

今更だけど、やはり月刊ユン・ジョンシンはUPしときたいな、という個人的な事情です。まぁ、Blogなんてものは、すべて個人的なものです。

タイトルを和訳すると「生きてきた人、生きていく人」ということで、超意訳すると「過去の人と現在を生きる人」という感じですかね。MVもとても面白いですね。まだ生きてる人も出てますが、死んだ人もいて、ちょっと風刺的な映像になっていると思います。

毎月良い曲、好きな曲が多いけど、今年は特にどれもすてきな曲ばかりです♪